栄研化学(4549)【検診用試薬などに注力し、海外売上高を2倍に引き上げ!】

栄研化学  [4549] 東証1部 時価:1886円

臨床検査薬大手の栄研化学(4549)は、2019年3月期までに海外売上高を16年3月期比約2倍の81億円に引き上げる。欧州で大腸がん検診に使う便潜血検査用試薬・機器や尿検査用の尿試験紙が伸びており、引き続き輸出が拡大する見通し。国内工場の生産能力を増強して対応する。
 19年3月期を最終年度とする3カ年中期経営計画の中で明らかにした。イタリアやフランスなど欧州では国による大腸がん検診の実施が広まっている。
 同社の便潜血検査用試薬の海外向け売上高は2桁成長が続いており、16年3月期は前の期比24%増の24億円だった。今後、英国の一部でも大腸がん検診が採用される見込みで輸出増に寄与する見通しだ。尿検査用の尿試験紙も、医療機器のシスメックス(6869)を通して拡販する。野木工場(栃木県野木町)では尿試験紙の生産能力を拡大、製造棟を新設し製造コストを下げる。
 17年3月期の同社の海外売上高は47億円で海外売上高比率は14%の見込み。これを19年3月期までに21%まで引き上げて、海外展開を加速し19年3月期には連結売上高378億円、営業利益は47億円、ROE10,4%の達成を目指すとしており注目しておきたい。
2016/05/09/8:40