渋谷工業(6340)【16年6月期第3四半期連結経常は90%増の49.7億円に拡大!】、


渋谷工業  [6340] 東証1部 時価:1531円

澁谷工業 (6340) は5月10日に決算を発表しました16年6月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比89.7%増の49.7億円に拡大し、通期計画の47億円に対する進捗率が105.9%とすでに通期計画を超過し、さらに5年平均の56.9%も超える好決算となりました。直近3ヵ月の実績である1-3月期の連結経常利益は前年同期比2.7倍の33.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.9%→13.8%に急改善しております。
同社は国内の大学、研究機関などと再生医療の研究開発を進めており、ボトリングの無菌充てん技術を生かした細胞培養装置などを開発・製造しています。再生医療システム本部は澁谷弘利社長が本部長を務め、将来の中核事業と位置付けていることから、医療機器の操業度が向上したことでメカトロシステム事業の収益が改善したほか、農業用設備事業が大幅な増収増益となったことが寄与した。
同社の子会社のシブヤ精機と愛媛県農林水産研究所が共同で、定位置で自動収穫を行う定置型イチゴ収穫ロボットを開発しております。循環式移動栽培装置と組み合わせたロボットシステムは、画像処理で横移動中の栽培ベッドから赤色果実を探索して栽培ベッドを停止させ、収穫適期の果実のみを摘み取ります。周囲が明るすぎると判別精度が下がるため、移動型では昼間の収穫は困難でしたが、定置型では遮光が可能であることから、果実周辺の遮光により昼間の収穫が可能となりました。ロボットは赤く熟した果実のうち4〜7割の果実を収穫して、作業の省力化とロボットの稼働時間の拡大を達成しました。
本技術の実用化によってイチゴの収穫作業を省力化できることに加え、循環式移動栽培装置との組み合わせにより、定植から栽培管理、防除、収穫作業がシステム化され、イチゴの大規模生産技術の構築に寄与することになり、農業の大型化が可能になり、政府の掲げる農業の輸出拡大に大いに貢献することでしょう。
2016/05/18/8:45