サンバイオ(4592)【「脳の再生」を切り口に再生細胞薬市場を創造か!】

サンバイオ  [4592] 東証M部 時価:2063円

近年の研究で、ヒトの脳にも“神経幹細胞”が存在し、新たな神経細胞をつくっていることが証明された。この神経幹細胞を有効に活用することで、脳神経を再生させる。それを実現させる細胞医薬品、“SB623”が開発されている。開発した企業は、バイオベンチャー、サンバイオ(4592)で、今医療関係者の注目を集めている。
 同社が開発中の“SB623”は、成人の骨髄から抽出した幹細胞に遺伝子を導入して生成する。人体の組織の再生に必要なたんぱく質などを発する。脳梗塞や外傷性脳損傷の患者の患部に直接投与すれば、脳の機能が回復する可能性がある。既に米国での臨床試験も終了し、著しい効果を示している。
米スタンフォード大学のギャリー・スタインバーグ教授は「傷めた脳を回復させる薬の開発で何千種類もの化合物を試したが、効果はなかった。“SB623”は治験中だが、脳梗塞のあと時間がたっても効果が期待できる」。リハビリテーションしか有効な方法はないとされていただけに、スタインバーグ教授は興奮気味に話している。米心臓病学会が発行する雑誌には、脳梗塞後のまひの治療法として細胞医療が組み入れられており、米国では大日本住友製薬(4506)にライセンスアウトをしている。
 日本での開発も準備が進む。脳梗塞後のまひについては、開発パートナーとなる帝人(3401)との協議が続いている。外傷性脳損傷向けは独自開発を視野に入れており、独立行政法人の医薬品医療機器総合機構(PMDA)と相談し始めた。「PMDAの担当者からも、日本発の技術をいち早く実用化したい。」と、将来的な世界展開を視野に捉えているとサンバイオの森敬太社長は話している。
脳梗塞や脳卒中は破壊的な病気である。世界では1500万人以上の患者がいると言われているが、現在、治療薬がなく、この薬剤の効果が証明されれば非常に多くの患者の人生に希望を与えることができ、脳梗塞や脳卒中の治療においては飛躍的進歩になると考えられ、大型薬となることが見込まれることから、“SB62”」は「脳の再生」を切り口に再生細胞薬市場を創造する可能性が出てきました。
2016/06/10 8:00