ソディック(6143)【世界初のアルミ合金を造形できる射出成形機を開発!】

ソディック  [6143] 東証1部 時価:835円

ソディック(6143)はアルミニウム合金を造形できる射出成形機を開発した。溶湯と成形を1台に収め、装置内に空気が入りにくい構造とし、強度低下の要因である鋳巣ができにくくした。造形品を薄く、軽くできる。アルミ合金を対象とした射出成形機の製品化は世界で初めて。スマートフォンの筐体(きょうたい)や自動車部品の新工法として、月内に発売し、2018年度に売上高50億円を目指すとしている。
開発した成形機「ALM450」は、棒状のアルミを装置内の溶解シリンダーで溶かした後、射出シリンダーで保持し、金型内に押し入れる。鋳巣の原因となる空気の含有率は一般的なダイカストマシンで高品質とされる0・5%。それ以下の水準もめどを付けた。溶けたアルミが金属を溶かしてしまう課題をシリンダー材料と表面処理技術で解決した。
スマホのアルミ筐体は後工程で切削加工が必要だが、すべてを削り出す既存工法に比べ、工期を4分の1に圧縮できるとみる。二つのシリンダー構造は主力製品である樹脂用の射出成形機.の仕組みを応用した。
現状のダイカストマシンは、本体と溶解炉が別で、アルミの注入時に空気が混ざりやすく、重量増の要因となっている。炉と一体型のダイカストマシンもあるが溶損しやすく、アルミに向かないとされているが、今回開発した「ALM450」はこの課題を解決しました。
2016/06/22 8:05