日本製紙(3863)【 粉末状で高分散性のセルロースナノファイバー(CNF)を開発!】

日本製紙  [3863] 東証1部 時価:1837円

日本製紙(3863)は、粉末でありながら分散性に優れるセルロースナノファイバー(CNF)を開発した。乾燥させると凝集しやすいCNFは、液体の状態(スラリー状CNF)で供給されるのが一般的で、独自の知見により凝集を抑え、乾燥状態でも均一に混ぜられるようにしました。
スラリー状CNFは約99%が水分でCNFの比率は1%程度しかないが、CNFの含有量を90%以上に高めて供給できる。高濃度での添加が可能なため処方が組みやすく、水分が少ないので微生物による腐敗も防げることができ、2016年内の契約獲得を目指し、化粧品や食品向けの増粘剤として利用を働きかける。
また、同社は米林業大手のウェアーハウザー(ワシントン州)から紙容器事業を約300億円で買収する予定であります。製紙メーカーは国内の需要先細りとなるなかで世界展開に活路を見いだす必要性に迫られている。同社は「紙容器事業の売上高は約400億円で世界3位の規模。国内の紙パルプ市場は印刷・情報用紙を中心に縮小傾向が続くことから、牛乳パックなど紙容器の紙を製造する拠点を米国に持つことで北米市場を開拓して、これによる業容拡大が期待されます。
2016/06/30 8:00