CRI・ミドルウェア(3698)【「触覚」「VR(仮想現実)」で新しい成長を目指す!】

CRI・ミドルウェア  [3698] 東証M部 時価:3900円

CRI・ミドルウェア(CRIMW)(3698.)は、音声、映像分野において、ハードとアプリの間で機能する「ミドルウェア」と呼ばれるソフトの開発を手掛けており、以前の家庭用ゲーム向け中心から現在ではスマートフォン向けに注力しています。さらに、今後は「触覚」「VR(仮想現実)」対応を進め、新成長ステージ入りを目指している押見正雄社長へのインタビューです。
(1)<音声、映像分野のミドルウエア開発>について、「当社ミドルウエア『CRIWARE』は家庭用ゲームで『業界標準』というほどのシェアを持っています。一方、現在、ゲーム業界ではスマートフォン向けゲームの市場が急拡大し、ゲーム自体も動画や音声を使用した『リッチコンテンツ』化しています。ゲーム演出のリッチ化や、開発期間短縮に対応するため、『CRIWARE』の需要は増加しています」。
(2)<「触覚」「VR」にも対応し新展開へ>について、「さらに、今後は新分野として『触覚』への対応も進めていきます。映像と音声があるからこそ、ゲームで遊ぶと興奮します。それにスマートフォンの振動による触覚が加わると、より一層わくわくし楽しくなります。当社はこうした新たな感動や驚きを伝えるゲーム演出の創造をサポートしています」。
(3)「VR」に関しては、「当社のミドルウエア『CRI Sofdec2 for VR』は4K高画質でありながら頭の動きにスムーズに追随するパノラマムービーで、VR酔いのない、よりリアルな仮想現実を実現します。昨年12月開催のジャンプフェスタに出展されたアプリ『DEATH NOTE』VR脱出ゲームに採用された実績があり、今年4月にはバンダイナムコエンターテインメントのVRプロジェクト「VR ZONE project i can」にも採用されました。また、10月発売予定のVRゲーム機器『PlayStationVR』向けゲームソフトにも対応しています。
(4)将来的なビジョンについては、「『CRI HAPTIX』は今9月期の第4四半期(16年7−9月)から収益への計上が始まる予定です。ただ、本格的な貢献は、『CRI Sofdec2 for VR』ともども、来期以降ということになるでしょう。従来のミドルウエアは月額課金でしたが、『CRI HAPTIX』は(利益を分配率に応じて分け合う)レベニューシェアのため、人気ゲームに採用されればそれだけ当社の収益も上がることになる点でも期待しています」。
(5)もしかして、「ポケモンGO」にも・・・触覚ミドルウエア「CRI HAPTIX」はスマホゲームに革命をもたらしそうです。現在、任天堂の株価が急騰するなど「ポケモンGO」が株式市場で大きな話題となっています。現時点では、「ポケモンGO」は複雑な振動はしないと思いますが、ポケモンを捕まえる際に、「CRI HAPTIX」を使ってさまざまな振動をするとさらにゲームが楽しくなりそうです。このように、「振動」という触覚が付け加わることで、エンタテインメント性がUPするゲームは数多くあるはずです。すぐに、スマホゲームは振動するのが当たり前の世界になりそうです。
2016/07/20 8:10