澁谷工業(6340)【前期経常を一転20%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ!】

澁谷工業  [6340] 東証1部 時価:1,757円

澁谷工業(6340)が8月3日に業績修正を発表し、16年6月期の連結経常利益を従来予想の47億円→61億円(前の期は50.8億円)に29.9%上方修正し、一転して20.1%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなりました。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当研究所が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の31億円→45.1億円(前年同期は37.1億円)に45.2%増額し、一転して21.4%増益計算になります。
会社側からの報告によると、連結売上高は、83,617百万円と前回予想に比べ1.6%の減少と未達となりましたが、利益面においては、グループ各社がそれぞれ徹底したコスト削減に努めた結果、営業利益は6,058百万円、経常利益は6,104百万円、当期純利益は4,354百万円とそれぞれ33.1%、29.9%、35.2%と前回予想に比べ増加となっております。
同社はボトリング機メーカーながら早くから再生医療分野への注力を標榜しており、ヘリオス(4593)への出資でも知られている。細胞培養や細胞調整システムを手掛けており、昨年、培養を自動化する「ロボット細胞培養システム」を山口大学大学院の研究グループと共同開発しているが、iPS細胞分野でも応用が見込めることでも注目されます。
iPS細胞を活用した再生医療では、直近、理化学研究所が京都大学iPS細胞研究所などと共同で他人のiPS細胞を使って網膜の細胞を作製し、目の難病である「加齢黄斑変性」患者に移植する世界初の臨床研究を始めており、効果が発表されたならば、改めて同社は関連有力株としてもスポットライトが当たることでしょう。
2016/08/04 7:30