関東電化工業(4047)【車載用リチウムイオン電池市場の拡大で恩恵大!】

関東電化工業  [4047] 東証1部 時価:1091円

今後、2020年に向け世界各国において法的拘束力を持つ環境規制が導入されることや、技術の進化で低コスト化が進むことにより車載向け電池市場は本格的な普及期に突入してきました。その中でニッケル水素電池と比較して体積比での電池容量と小型化に優位なリチウムイオン電池の拡大が進むとみられます。
関東電化工業(4047)はフッ素系製品に強みを持つ化学メーカーで、同社の手掛ける六フッ化リン酸リチウム(電解質)はリチウムイオン電池の性能を左右する重要な電池材料です。足元では、世界的な環境規制強化を背景にハイブリッド車や電気自動車向けに電池材料の需要が拡大しており、高品質・安定供給可能な同社にとって追い風となっている。また、半導体や液晶装置向けのクリーニングガスは、ウエハー投入枚数の増加や半導体チップの微細化進展に回復力が増してきて需要が拡大していることにより、更なる業績拡大が期待されています。
更に、中国政府はEV自動車・EVバス累計生産台数目標(2020年末)を、2015年末までの累計生産台数実績である48万台の約10倍となる500万台に設定し、目標達成に向け、巨額の補助金制度までも創設しました。
同社は8月10に決算を発表する予定で、17年3月期営業利益は前期比12%減益の76億円を計画していますが、かなり保守的な見通しであると考えられることから押し目を注目してみたい。
2016/08/09 8:25