相模ゴム工業(5194)【最薄コンドームの生産能力を1,5倍に設備を増強!】

相模ゴム工業  [5194] 東証2部 時価:824円

 相模ゴム工業(5194)は、1993年に日本で最初に天然ゴムラテックス製コンドームの製造・販売を開始して以来、日本国内だけでなく、世界約80カ国で愛用されています。
コンドームは、避妊と性感染症予防に効果があり、薬事法上で「管理医療機器」に分類される「医療機器」である為、原料の受け入れから完成品に至るまで、厚労省から厳しい全品検査を受けて、クリアした製品のみが手元に届けられております。
同社はマレーシアにある生産子会社の設備を増強。約13億円を投資して、ポリウレタン製の最薄コンドームの生産能力を1・5倍に拡大しました。同社は2013年に世界で最初の最薄コンドーム「サガミオリジナル001」を発売して以来、訪日外国人客の増加が追い風となり、需要数が生産数量を上回る状態が続き、品薄状態に陥ったため昨年6月末で出荷を一時休止していましたが、国内での販売好調に対応して増産体制を整え、今年6月から全国販売を再開しています。更に、今年から中国輸出を開始。海外でも高所得者層の増える新興国を中心に需要の伸びを見込んでおります。
 マレーシアの生産子会社サガミ・マニュファクチャラーズ(ペラ州)で、老朽化した生産ラインを新しく入れ替えた。効率化も進め、2014年5月時点に比べて生産能力は1・5倍に増加。今春から稼働しました。生産能力の増強分は国内向けで、同社で最も薄い厚さ18ミクロン(0・018ミリメートル)の「サガミオリジナル001」と、海外で販売が伸びている「サガミオリジナル002」(24ミクロン=0・024ミリメートル)の製造に振り向けました。 
国内コンドーム市場は少子高齢化で大きな成長は見込めず、14年の国内出荷量は約3億9千万個で2000年比約2割も減少しています。各社は薄さなど付加価値を高めた製品開発でしのぎを削っています。
しかし 海外では日本製のコンドームは高級品だ。東南アジアの新興国では、一般的なゴム製のコンドームでも現地企業の製品の2倍ほどの価格で売られている。同社のポリウレタン製はそのさらに2倍と高価格だが、「現地の所得水準が上がり需要は伸びている」という。ポリウレタン製コンドームは現在も国内外からの引き合いが強く、供給量に十分な余裕があるとは言えなく、さらなる増産も検討する考えであります。
同社の17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比80.9%増の4.2億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の3.5億円に対する進捗率が122.0%とすでに上回り、5年平均の81.9%も超えていることから、更なる業績拡大が見込め、押し目を注目しておきたい。
2016/08/26 8:10