ディスコ(6146)【サイクルを超越する半導体製造装置市場!】

ディスコ  [6146] 東証1部 時価:11,700円

米国のコンピュータ関連メーカーは低成長なハードウェア分野からIoTやクライドなど、高成長領域に事業資源をシフトさせています。IoT向けソフトウェアやクラウド等はコンピュータ関連のハードウェアと比べて、労働集約度が低く、そのため、人員の余剰人員が強くなっています。
しかし、事業環境の悪化に直面するメーカーがある一方、データの記憶に用いられるメモリ用半導体を製造するメーカーの設備投資意欲は旺盛であります。パソコンで使用されるDRAM向けの設備投資は低調だが、SDメモリカード等に使用されるフラッシュメモリ向けの設備投資は加速しております。フラッシュメモリ市場は大幅な供給不足になっていますが、背景には、中国勢のスマホの急速な高性能化によって、スマホ内で写真等のデータを記録するのに使用されるフラッシュメモリの需要が急増していることがあげられます。加えて、サーバー用のハードディスクドライブをフラッシュメモリが急速に置き換えていることも理由にあげられます。置き換え率が容量ベースで50%になれば、フラッシュメモリの市場規模は2015年の2倍になります。各フラッシュメモリメーカーは、相次いで大型投資を敢行しているが、大規模な製造ラインの本格稼動はまだ先であります。
ディスコ(6146)は、半導体の製造工程では、シリコンウェハー上に電子回路のパターンを形成した後、切断してパッケージングし、完成した半導体チップを検査して出荷する。同社が得意とする製造装置は、シリコンインゴットから切り出したウェハーを研磨するグラインダと、ウェハー上に形成した半導体デバイスを切断するダイサであります。同社の世界シェアはグラインダが60%以上、ダイサが80%以上、又、ダイサの消耗品であるブレードも製造しており、同製品の世界シェアは80%以上となっています。
この様に、半導体では、新しい巨大市場が急速に立ち上がろうとしており、今後2年程度、短期的な需給サイクル、円高、マクロ経済の減速、スマホの在庫増等に影響されること無く大きな成長を遂げることが予想されており、半導体製造装置市場は、その恩恵に浴することになるでしょう。
2016/09/26 8:00