コスモバイオ(3386)【ノーベル生理学・医学賞に大隈良典氏、東工大栄誉教授が受賞!】


コスモバイオ  [3386] 東証JQ部 時価:1360円

ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった東京工業大栄誉教授の大隅良典氏が研究してきた「オートファジー(自食作用)」とは何か?
細胞は飢餓状態の時に細胞内のたんぱく質などを分解し、再利用を図る。こうした「オートファジー(自食作用)」と呼ばれる現象の研究の先駆者が、東京工業大学科学技術創成研究院の大隅良典栄誉教授であります。1992年、酵母でオートファジーの観察に成功。その後、オートファジーはあらゆる動植物の細胞が備える基本的機能であることを示した。研究が進み、病気の発症や老化などの生理機能との関連も明らかになってきています。
ヒトの体内では、1日に合成されるたんぱく質は約300グラムとされている。これに対し、ヒトが1日に摂取するたんぱく質の量は約80グラム程度だ。この差について、東工大の大隅栄誉教授は「たんぱく質は合成されるのと同じだけ分解されており、体内でバランスが取れている。合成されることと同じぐらい、分解は生物学的に大事な現象だ」と強調する。オートファジーで生体物質が分解される際には、分解対象となる生体物質に「目印」となるたんぱく質が結合する。「オートファゴソーム」と呼ばれる脂質膜の袋がその目印を認識して分解対象の生体物質を包み込み、リソソームや液胞などの分解専門の器官に運び込む。オートファジーは、しばしば資源のリサイクルに例えられ、特に飢餓のような状態ではリサイクルが非常に強まる。オートファジーにより、細胞内はきれいな状態が保たれる。細胞内に侵入する細菌を排除する仕組みなどにもオートファジーは関わっています。
大隅栄誉教授は「分解は受動的な過程ではなく能動的な過程。合成の過程に劣らず、多くの遺伝子が分解の関わっている」と指摘する。オートファジーに関係する遺伝子は「Atg遺伝子」と名付けられ、これまでに18個見つかっています。オートファジーの解明が進むことにより期待されるのが、がんや神経疾患などの病気の治療法の開発です。オートファジーの機能の異常は、神経疾患やがんを引き起こすことが示唆されています。オートファジーの始動の仕組みの一端が明らかになり、オートファジーを人工的に制御した薬剤の開発につながる可能性がある。大隅栄誉教授はオートファジーの現象解明を登山に例えて「今回の研究成果はまだ3合目ぐらい」と説明。今後について「今回の成果で研究が一気にポンと進むかもしれないし、ものすごく長い3合目になるかもしれない」と、オートファジー機能の全容解明まではまだ道半ばであることを示唆しています。
コスモバイオ(3386)は、大学・公的研究機関・企業・病院などの研究室・検査室で使用される、ライフサイエンスに関する研究用試薬・機器及び臨床検査薬を取り扱い、世界のライフサイエンス研究を支援するバイオ専門商社であり、自社ブランド製品を含めて業界最大数の約1200万品を取扱っており、約10年ほど前からオートファジーの研究用試薬を取り扱い始め、現在数百種類を取りそりえており、圧倒的な品揃えで多種多様な製品・技術情報・受託サービスをワンストップで提供できることが強みであります。そのほかの関連銘柄のタカラバイオ(4974)、医学生物研究所(4557)、トランスジェニック(2342)なども注目されることでしょう。
2016/10/04 8:10