乃村工藝社(9716)【上期経常を24%増額修正・9期ぶり最高益更新!】

乃村工藝社  [9716] 東証1部 時価:1569円

内装デザイン大手の乃村工芸社(9716)は4日、2017年2月期第2四半期累計の連結経常利益を従来予想の280億円→34,7億円(前年同期は27,7億円)に23,9%増額修正し、増益率が0,9%増→25,1%増に拡大し、9期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の66,5億円→71億円(前期は62億円)に6,8%増額修正し、増益率も7,3%増→14,5%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想を更に上乗せしています。首都圏を中心に利益率の高い複合商業施設の空間施設や多数のホテル改装・オフィス関連工事など売上高が堅調に推移するなか、採算重視の受注や原価低減に取り込んだことで利益を押し上げた。
又、乃村工藝社のデザイナー鈴木不二絵さんが第20 回「フラワーカーペット(開催地: ベルギー・ブリュッセル)」のデザインを担当されました。2016 年で第20 回を迎える「フラワーカーペット」は1971 年に初めてブリュッセルのユネスコ世界遺産「グランプラス広場」で披露され、1986 年からは2 年ごとに開催されています。今回は「日本・ベルギー友好150 周年」を記念し、同社デザイナーの鈴木不二絵が提案した日本をモチーフにした「花鳥風月」のデザインが選出され、日本らしさを約60万本のベゴニアの花で表現しました。ツルやコイ、松や竹といった具体的な要素が目を引く作品だが、デザインに際しては見た目だけでなくそこに込められた意味に注目した。「家紋や着物の柄などをリサーチし、その傾向をつかんでデザインしています。カーペットの広さは長さ75メートル、幅24メートル。日本人を含むボランティアら120人が早朝5時から7時間かけて制作した。米国から観光に来たブルック・アクスネスさん(25)は「絵はがきでしか見たことはなかったが、実際に目にして、とても興奮している。日本の芸術はとてもきれい」と笑顔で語っています。
今後も東京オリンピック開催に向けて商業施設等の改装や新装の需要が目白押しに続く可能性が高く、改めて同社及び同社員のデザイン力の凄さが業績の拡大続く裏づけとなることでしょう。
2016/10/05 8:00