SBIホールディング(8473)【SBI証券と日本IBM,ブロックチェーン技術で債権取引実験へ!】


SBIホールディング  [8473] 東証1部 時価:1198円

SBIホールディング(8473)の子会社のSBI証券と日本IBMは、ブロックチェーン技術を活用した債権取引システムの構築に向けて実証実験に着手したと発表し、この実証実験により、証券業務ブロックチェーンの早期商用化を目指していくと発表しました。
具体的には、債券の登録から償還までの一連の商品サイクルの検証を通じ、データベースの共有による業務の効率化・自動化、共有インフラを通じた関係者間のインフラコスト削減の可能性、既存業務プロセスの代替可能性、ブロックチェーン技術の証券業務・システム面からの評価を検証するという。
「ビットコイン」の中核技術として知られるところとなった仮想通貨の根幹、ブロックチェーン技術は、近年開拓が進むFinTech分野のなかでも、とくに注目を集めており、世界各国の金融機関や市場関係者による調査・研究・開発が進んでいる。しかし、実際のビジネス現場における適用では、技術上や各国での法令諸規則上の課題などから、まだまだ改善・整備が必要な点も多い。
しかしブロックチェーン技術は、取引記録や資産登録簿などのデータを、分散型ネットワーク上にいる参加者同士でセキュアに共有・管理することができる技術だ。うまく適用できれば、低コストでのシステム構築と運用が可能なため、大幅な業務改革、取引プラットフォームの進化につながると期待されます。
今回の実証実験で日本IBMは、IBM東京基礎研究所を含むグローバルのIBMリサーチとの連携や、金融機関を含むグローバルでの顧客検討実績など、グローバルのネットワークを活かしたサービスを提供するとしている。
更に同社と同社の100%子会社でベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメントは、次世代決済基盤「リップルコネクト」を開発、提供している「リップル社」に対して追加出資をしました。リップル社の次世代決済基盤「リップルコネクト」は、各銀行が複数の中継銀行を経由せず、直接取引することで、送金コストの削減・取引時間の短縮を実現するとともにプロセスの可視化を容易にするソリューションです。すでに、グローバル銀行上位50行のうちの15行に導入され、30を超える銀行が「リップルコネクト」を利用した実証実験を完了しております。また、リップル社の決済グローバルネットワークに新たに6つの金融機関の参加が発表されるなど、今後も利用の拡大が見込まれております。
SBIグループは成長産業として期待されるFinTech分野について、FinTech企業の先駆けとしてSBIグループが培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かしながら、投資を一層拡大する方針であり注目しておきたい。
2016/10/17 8:25