TIS(3626)【人工知能技術を活用して中小へ融資するシステム提供!】

TIS  [3626] 東証1部 時価:2773円

TIS(3626)は国内大手システムインテグレーターで傘下にインテック、アグレックス、クオリカ、AJSなどを擁するTISインテックグループの中核企業であり、JCBを中心としたクレジットカード会社の基幹システムなどに強みを持ち、国内は約5割のトップシェアをもっています。
同社は21日、人工知能(AI)の技術を活用して信用リスクを評価するシステムを開発するベンチャー企業に出資したと発表しました。出資額は数千万円。TISが持つ与信管理の仕組みと組み合わせ、中小企業などへの融資を手掛ける金融機関向けにシステム提供することを目指します。
 AIを活用することで人間では判断に時間がかかっていた審査を効率化させる。ITベンチャーのココペリインキュベート(東京・千代田)に出資しました。開発したシステム「シェアーズ ファイ」は「ディープラーニング」と呼ばれるAIの技術を活用する。月次の取引状況など数百から数千項目のデータを分析して、企業の経営状態を判断する特徴を抽出。中小の融資判断を素早く、的確にできるようにする。
ココペリ社は約1億円の第三者割当増資を実施し、TISのほか、SBIインベストメント(東京・港)、横浜キャピタル(横浜市)、インターネット広告のアドウェイズ(2489)が引き受ける。TISとココペリは来春までに金融機関と組み、AIを活用した融資審査業務の実証実験を始める計画。
 TISは与信管理を効率化する「スコアリンク」を提供している。融資を求める企業の財務諸表を電子化して保存、閲覧できるシステムで、紙の資料を使うのと比べ業務が効率化できる。ココペリインキュベートの審査エンジンと組み合わせたシステムを提供するほか、共同で新サービスを開発することも視野に入れています。