東芝(6502)【業績見通し3度目の上方修正 9月中間、中国で需要増!】

東芝  [6502] 東証1部 時価:381円

東芝(6502)31日、2016年9月中間連結決算の業績見通しを上方修正したと発表しました。前回予想比で売上高が300億円増の2兆5800億円となり、営業利益を250億円増の950億円に、最終利益を300億円増の1150億円にそれぞれ引き上げました。
中国メーカーを中心としたスマートフォンのメモリー容量増加によるNAND型メモリーやパソコン・ゲーム機向け記憶装置の需要増で、ストレージ&デバイスソリューション分野の営業利益が130億円増の780億円に伸びた。又、原子力・火力・水力発電などエネルギー需要も堅調だったことでエネルギー分野とインフラ分野でも合計120億円上振れして200億円となった。
しかし、エネルギー分野で一部の赤字事業が好転しないことから、追加の構造改革を実施するとして、水素インフラ事業の拡大を急ぐ。トップシェアの家庭用燃料電池エネファームに加え、離島などに適した地産地消型水素エネルギー供給システム、水素製造・貯蔵などで用いる機器コンポーネントの販売を拡大していく。同社は2020年に水素関連事業で売上高1000億円を目指しており、再生可能エネルギーの導入促進、電力系統の安定化に有力な手段として水素を普及させる。20年代後半の実用化を目指して大容量水素電力貯蔵システムの開発も進めており、水素インフラ事業の品揃えを拡充していくことで、収益拡大に繋げ、強固な財務基盤の構築を急ぐ。
東芝の業績修正は8月と9月に続いて3回目。通期業績は据え置いた。11月11日に9月中間連結決算を発表する予定です。
2016/11/01 7:35