セーレン(3569)【今期経常を一転3%増益に上方修正・最高益更新へ、ベンツ車に納入決定!】


セーレン  [3569] 東証1部 時価:1,266円

セーレン(3569)の17年3月期第2四半期の連結経常利益は前年同期比19,0%増の48,1億円に伸びた。併せて通期の同利益を従来予想の85億円→90億円(前期は87,7億円)に5,9%上方修正し、一転して2,6%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
直近3ヶ月の実績である7−9月期の連結経常利益は前年同期比23,8%増の23,3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の6,5%→8,0%に改善した。円高の影響で海外売上げは減少したものの、米国や中国向けに自動車用の高付加価値シート材「クオーレ」や、夏に熱くならず冬に冷たくならない「クオーレモジュレ」など、燃費向上や快適性を追及した高機能商品の販売が伸びたことが寄与し、更に生産合理化やコスト削減を進めたことも大幅増益に貢献しています。
又、同社のファブリックシート材が独メルセデス・ベンツの次期新型車の3車種に搭載されることが決まった。同社がベンツに納入するのは初めて。自動車内装材事業を手掛ける独メーカーとの協業体制などが評価され、新規採用につながった。2018年から海外工場で生産を開始する。
一方、中国河北省で建設を進めてきた新工場が今年末にも完成する予定。19年までに約50億円を投じ、縫製品までの一貫体制を構築する。新たにユーザーを獲得するとともに一貫体制を拡充し、自動車シート表皮材のグローバルシェアを現状の17―18%から早期に20%まで引き上げることで、業績拡大を目指しており、注目してみたい。
2016/11/11 8:10