相模ゴム工業(5194)【サガミオリジナルの好調で今期経常を43%上方修正・29期ぶりに最高益更新へ

相模ゴム工業  [5194] 東証2部 時価:930円

相模ゴム工業(5194)の17年3月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比22倍の6,1億円に急拡大し、従来予想の3,5億円を上回って着地し、併せて通期の同利益を従来予想の7億円→10億円(前期は5,3億円)に429%上方修正し、増益率が31,1%増→87,3%増に拡大し、29期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
同社のポリウレタン製コンドーム・サガミオリジナル0.01(ゼロゼロワン)が全国的に訪日外国人を中心に販売が好調に推移する中で、国内ではロック・フェスティバル“デッド・ポップ・フェスティバル”のスポンサーとして販売プロモーションを行い、輸出では東アジア及び東南アジアからのサガミオリジナル0.02(ゼロゼロツー)の順調な受注を受け、販売数量の拡大に努めたことや、原材料価格の低下や生産性の向上に努めたことが利益拡大に貢献しております。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当研究所が試算した下期の連結経常利益は前年同期比51,6%増の3,8億円に拡大する計算になります。直近3ヶ月の実勢である7−9月期に連結経常利益は前年同期比4,4倍の1,8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0,5%→30,4%に急改善しています。
海外では日本製のコンドームは高級品で、東南アジアの新興国では、一般的なゴム製のコンドームでも現地企業の製品の2倍ほどの価格で売られているほど人気があります。同社のポリウレタン製はそのさらに2倍と高価格だが、「現地の所得水準が上がり需要は伸びている」という。ポリウレタン製コンドームは現在も国内外からの引き合いが強く、供給量に十分な余裕がなく、マレーシアに新たに約40億円を投じて新工場を建設して、顧客ニーズへの需要に対応することを決定し、事業拡大を進めていきます。
2016/11/14 7:30