三菱製鋼(5632)【金属粉末射出成形事業に進出!】

三菱製鋼(5632)【金属粉末射出成形事業に進出!】
 [5632] 東証1部 時価:197円

三菱製鋼(5632)は金属粉末射出成形(MIM)事業に進出そます。同社は精密鋳造により自動車のターボチャージャー部品を生産しているが、MIM製品と競合するケースがあるためにレパートリーを広げることで、成長市場を取り込む。
同社の佐藤基行社長は5月のIR説明会で「ターボチャージャー部品の事業拡大に取り組む」と述べていましたが、先週18日のIR説明会では、M&AによりMIM事業に進出する考えであることを明らかにしました。
自動車のターボチャージャーは、環境規制対応として欧州市場を中心にディーゼルエンジンに搭載されていたが、最近はガソリンエンジンにも搭載されており、需要が急増しています。
同社は子会社の「MSMタイランド」(タイ:レムチャバン工業団地)で精密鋳造によりターボチャージャー部品(ノズルベーン、タービンオイル)を生産しています。用途によってMIM製品と競合するため、双方の製法を揃えることで、拡大する需要に対応して収益を上げていきます。更に同社は粉末事業も手掛けており、自社のMIM用粉末を原料に一貫生産するものとみられます。
同社は今期経常利益を27%の減益を予想していますが、米国のトランプ次期大統領は経済成長率を35%に引き上げることを目標とし、積極的なインフラ投資を実施することを掲げており、建機販売の回復は期待できることから恩恵を受けるものと思われます。
2016/11/21 8:00