バンダイナムコHD(7832)【新たまごっちの販売好調、新たに「キャラクターの遺伝子」とは?】

バンダイナムコHD  [7832] 東証1部 時価:3105円

バンダイナムコホールディングス(7832)のトイホビー事業部門を担うバンダイの携帯型育成ゲーム「たまごっち」が誕生し、20年を迎えました。同社は20周年を記念し、7月に「たまごっち みくす」を発売。開発チームはたまごっちの原点を意識しつつ、「遺伝」の要素を取り入れるなど、新たな楽しみ方を示しました。
たまごっちは1996年に発売され、キャラクターにエサを与えて育てる遊び方が爆発的な人気を呼び、社会現象にもなりました。同年11月から99年3月まで販売された初代たまごっちシリーズは、全世界で累計4000万個を記録しました。その後、2004年3月に赤外線通信機能を搭載した「かえってきた!たまごっちプラス」として復活。1年から1年半の間隔で新製品が発売され、16年3月末現在で累計8100万個以上を販売しています。
たまごっち「 みくす」について、開発担当の木次佳織アシスタントマネジャーは「20周年を意識して原点回帰にこだわった」と語っています。たまごっちの醍醐味(だいごみ)は世話や育成にあり、その点を楽しめる企画を考えた。そこで出てきたのが遺伝子の要素をゲームの中に取り込むというアイデアだった。これまでは、育てたキャラクターが結婚して生まれた子供は、親に全く似ていなかった。新製品では、遺伝子が引き継がれる。キャラクターは幼児期、反抗期、思春期、フレンド期と成長するが、幼児期は父親似、フレンド期は母親似など親の特徴を引き継いでいく。育て方によってキャラクターが変わっていくため、最後にどうなるのか、わからないというのが新製品の特長で、育っていくキャラクターは数千万以上のパターンになります。
バンダイは11月23日にも20周年を記念した「たまごっち みくす 20th アニバーサリー みくす バージョン」を発売します。7月の新製品をベースに、過去の懐かしのキャラクターも登場させたバージョンです。たまごっちは50以上の国と地域で販売され、世界的な認知度も高い。木次氏は「遊び方は守りつつ、時代に合わせて壊すところは壊して、これからも長く愛されるキャラクターであり続けたい」と話しています。
2016/11/21 8:40