安永(7271)【リチウム電池寿命 12倍向上−正極板で新技術を確立!】

安永  [7271] 東証1部 時価:527円

安永(7271)は電気自動車(EV)などに使われるリチウムイオン二次電池(LIB)で、正極板の集電体と活物質の結合を高める技術を確立した。活物質がリン酸鉄リチウムの場合、電池の寿命が従来の12倍以上となることが評価試験で確認されました。今後、同技術を活用して、車両用はもとより過程やビルに設置する蓄電池での採用をめざして電極版製造装置の普及をはかる。
同社はエンジン部品と工作機械を主力としているが、2012年に二次電池市場に参入しました。LIBの集電体への塗工や乾燥を一貫して行える電極版製造装置を開発し、集電体からの活物質の剥離などが原因とみられる電池の性能劣化を抑える技術開発を進めてきました。
今回の耐久性評価試験では、正極の活物質にリン酸鉄リチウムを用いた場合、3000回の充放電サイクルで従来の技術に比べて12倍以上の電池寿命が確認されており、活物質がリン酸鉄リチウム以外のタイプにも応用できます。
今後は負極側でもこの技術を応用し、更に電池寿命が伸びるか検証を進めていく方針であります。二次電池は高出力や長寿命化などの開発が進んでいますが、同社の新しい技術が電池の高性能化につながると期待出来ます。
同社は今期経常利益を従来予想の45億円の黒字→5億円の黒字(前期は15億円の赤字)に111%上方修正しており注目してみたい。
2016/11/22 8:15