日東電工(6988)【米ブリストルと肝硬変治療薬の独占ライセンスを契約!】

日東電工  [6988] 東証1部 時価:7892円

日東電工(6988)が肝硬変治療薬の開発や販売で米製薬大手のブリストル・マイヤーズスクイブと提携し、高い薬効が期待出来る次世代型のバイオ医薬品で、2018年以降の製品化を目指します。同社は、肝硬変治療薬の臨床試験(治験)を米国で既に始めており、バイオ医薬品「核酸医薬品」の受託製造で約6割の世界シェアをもっており、今後多くの患者を対象に効能などを調べる治験に入るため、開発をブリストルに託すとのこと。
同社はブリストルと、肝硬変治療薬の開発や販売以外でも、ほかの臓器の治療薬でも提携し、開発段階で1000億円規模の収入を得る見通しで、製品化実現後は、ブリストルに製造や販売の権利を譲渡し、売上高に応じたロイヤルティー収入を得る見通しであります。
同社はまず17年3月期にブリストルから契約一時金1億ドル(約106億円)を受け取るとのこと。段階的に開発を任せていく肺や腸の治療薬でも治験が進むごとに一時金が支払われる契約とのこと。製品化が実現すれば、日本を含む世界での製造や販売の権利をブリストルに譲渡し、売上高に応じたロイヤルティー収入も得るとのこと。
同社は、医薬品を推し進めていますが、全体の比率でみれば、この事業はまだまだ小さいもの。今回、大手と提携契約をとってきたことで、この事業を大きくする可能性があることを示すことができたともいえます。小野薬品(4528)とがん治療薬「オプジーボ」を共同開発したブリストルはC型肝炎治療薬で年間1600億円程度を売り上げるなど肝臓分野にも強く、同社は20年までに製品化できるとみている。オプシーボの成功は小野薬品を最高益へと押し上げ、株価も上がっていったわけです。このような大手と提携契約をとってきたということで、同社にとって、医薬品事業をさらに拡大させるチャンスであり、評価できると思います。
2016/11/28 8:10