ビー・エム・エル(4694)【今期経常利益を8%上方修正し最高益予想を上乗せ!】

ビー・エム・エル  [4694] 東証1部 時価:2,634円

ビー・エム・エル(4694)は日本の臨床検査大手で、生化学的検査に強みがあり、メディカルステーションのブランド名でレセプトコンピューター体型の診療所版電子カルテの販売にも力をいれており、EMシステムズ(4820)と共同で設立した会社「メディファクト」にてレセプトコンピューター体型の無床診療所向け電子カルテを開発し、新ブランド「QUALIS(クオリス)」として販売しています。
同社の17年3月期第2四半期の連結経常利益は前年同期比25,2%増の57,5億円に伸びており、同時に通期の同利益を従来予想の92億円→98,9億円(前期は88,3億円)に7,5%上方修正して、増益率を4,2%→12,0%増に拡大し、従来2期連続過去最高益予想を更に上乗せしていますが、更に拡大する可能性が出てきました。
調査会社の矢野経済研究所は、2015年度の臨床検査試薬・機器の市場規模(国内主要40社)が1兆67億円になったとの推計をまとめました。14年度比では6・5%増で、生活習慣病関連や感染症の検査が増加した。とりわけその場ですぐ検査できる「ポイント・オブ・ケア」と呼ばれる分野の検査試薬・機器の伸びが目立っております。
15年度の国内向け市場は14年度比2・3%増の5364億円。14年度は診療報酬改定に伴う価格下落や、消費増税の駆け込み需要の反動などで低調だったが、15年度は回復しました。糖尿病の指標となる「HbA1c」の検査が堅調だったほか、心不全や敗血症の検査が普及し試薬が伸びた。マイコプラズマ肺炎の原因になるマイコプラズマ菌などの感染症検査では、結果がすぐ分かる製品が好調でした。海外向けも4703億円と14年度比で11・6%増えました。血液検査関連を中心に販売が伸びています。また現地企業への検査試薬のOEM供給も好調だったよう、16年度も前期比4・3%増の1兆500億円と予測しています。海外向け出荷は更なる拡大を見込んでおり、同社にとって恩恵を享受することでしょう。
2016/12/01 8:10