インスペック(6656)【人工知能(AI)技術を用いた病理診断支援ツール開発へ着手!】


インスペック  [6656] 東証M部 時価:1134円

インスペック(6656)は半導体パッケージ基盤を始めとする精密プリント基板の外観検査を自動で行う外観検査装置メーカーです。
同社はこの度、東京大学大学院の佐々木毅准教授が申請しておりました、平成28年度厚労省の政策科学総合研究事に病理デジタル画像・人工知能(AI)技術を用いた、病理画像認識による術中迅速・ダブルチェック・希少がん等病理診断支援ツールの開発)が採択となったことにより、同社はメタデータ株式会社と共にAIによる病理診断支援ツールの開発に取り組むと発表しました。
病理診断のための検体のデジタル画像は、標準的に用いられる対物レンズ20倍で約9億画素、対物レンズ40倍で約36億画素という巨大画像であることから、同社が精密基板検査システム事業で培ってきた高解像度画像処理技術を活かし、AIシステムで最適な処理をするための画像生成に取り組みます。又、佐々木毅准教授の指導のもとで、東京大学医学部附属病院が保有する病理デジタル画像のビッグデータを活用し同社グループ在籍の病理専門医及び機械学習担当のメタデータ社と連携して、ディープラーニングの学習用データの作成に取り組み、高精度なAIシステムの構築に取り組むことになりました。
これにより日本国内の深刻な病理専門医の不足問題や、一部の専門医以外では判別が難しい希少がんなどの診断支援など、病理検査分野の課題を解決する為の一助となることでしょう。
又、同社の11月度の月次受注は前年同月比2,3倍の1億2700万円となりました。国内顧客から基板AOI(プリント基板のパターン装置)「SX5000」シリーズの受注を獲得した他、基板AVI(自動最終外観検査装置)及び既存装置などの受注を獲得しており、11月までの累計受注高は8億4400万円となり、前年同期に比べて29,1%も増加しており、業績回復が顕著になってきており注目しておきたい。
2016/12/06 8:25