東芝機械(6104)【リチウムイオン2次電池(LiB)向けセパレータフィルム装置を拡販!】


東芝機械  [6104] 東証1部 時価:479円

東芝機械(6104)は、電気自動車(EV)用など車載用リチウムイオン2次電池(LiB)向けセパレータ用フィルム・シート製造装置の販売を拡大し、現状比3倍を目標としています。
車載用LiB市場は、各国での燃費規制を背景に、2020年までに16年比で約5倍にまで激増すると予測されており、同社の受注も近年、倍増ペースで伸長が続いています。 
LiBは、ノートパソコン、携帯電話及び電動工具向けを中心に市場拡大を続けており、更に電気自動車、ハイブリッドカーへの搭載により大きな成長が期待されています。
LiBは、大きく分けて正極、負極、電解質溶液及びセパレータの4つで構成されており、この中で押出成形機が携わっているのがセパレータフィルムであります。
押出成形機は、製品の元になる樹脂原料の供給から溶融、成形、冷却、搬送、巻取等の工程を経て、半製品を製造する装置であり、LiBセパレータフィルムは、微多孔性ポリオレフィンフィルムが一般的に用いられており、その要因は、次の5つの性能が得られることにあります。(1)正極と負極を間仕切り、両極の接触を防止する。(2)空孔内に電解質溶媒を保持して電極間のイオン電導の通路を形成する。(3)イオン以外の物質の通過を防止する。(4)電解質溶媒に対する化学的安定性(耐久)がある。(5)電池内の異常発熱防止と安全性確保のために、一定の温度域でセパレータ孔が閉じて電流を遮断する。又、上記5つの機能以外にも強度と薄膜化が求められます。強度は、電池の組立工程や短絡防止の観点から求められます。薄膜化は、電解質溶媒が水系に比べて電導率が低いことから、イオンの通過をしやすくして電導効率を上げるために求められます。更に、電導効率を上げるために、セパレータフィルムの厚み精度がより均一であることが求められ、又、強度と薄膜化が得られることで、電池の密度を上げる事が出来る為、電池の小型化や大容量化が可能となります。
2016/12/09 8:20