ユニバーサルエンターテインメント(6425)【フィリピンの大型カジノ、一般顧客向け施設開業へ!】

ユニバーサルエンターテインメント  [6425] 東証JQ部 時価:3075円

ユニバーサルエンターテインメント(6425)は、2017年3月期2Q決算発表において、フィリピンの大型のカジノを含む統合型リゾート(IR)計画OKADA MANILAの状況をアップデイトしました。Okada Manilaは、2016年12に第一期が開業予定。全体は四期構成であり、最終完成は2019年末を想定しています。第四期まで累計投資額は、40億ドル(約4,200億円)となる見通し。フル操業時の従業員は8,000名程の計画であります。
今回のポイントは、(1)2016年末から一般顧客を対象とした施設(ホテル、飲食店、カジノなど)を段階的に開業予定、(2)第一期計画(全44haのうち、22ha)は、十分な資金調達を完了、サービス体制を構築、開業を待つ段階、(3)VIP顧客向け特別室は2017年に開業予定であります。Okada Manilaは、規制当局との投資ミニマムコミットメントである10億ドルを大幅に上回る規模感。ユニバーサルエンターテインメントは、第一期の投資分について、開業から二年以内に黒字化する計画であります。
同社は、2008年8月にライセンスを取得。その後、開発が停滞した局面があったが、2015年5月、現地の政財界の有力者であるAntonio O. Cojuangco氏(コファンコ)とチームアップしたことが契機となり、Okada Manilaの開発は一気に進展しました。2015年9月にはCOOとしてSteve Wolstenholme氏を任命したと発表して、カジノ開発運営の経験あるマネジメントを雇用し、開業までの作業を進めています。
マニラ首都圏には、現在、3つの大型の国際的なカジノを含む統合型リゾート(IR)が営業中で、3社合計の2016年度2Q累計(1-6月)業績は、売上高807億円、YoY(前年比)21%増、EBITDAは249億円、YoY51%増、株主帰属当期損益は12億円(前年同期は85億円の赤字)となり、
2016年度初までは施設供給増に対して、カジノ市場の拡大ペースが停滞し、や苦しい展開であったが2016年度2Qより急回復しております。
日本での注目のカジノ法案が12/2(金)に衆院内閣委員会にて「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」通称IR推進法案(カジノ法案)が可決され、14日の参院本会議でもカジノ法案の修正案が可決され、衆院に戻して再び採決し、15日に成立する見通しとなりました。
日本でカジノリゾートが建設されるとなると、ユニバーサルエンターテインメントの実績と経験がいきてくると考えられます。
2016/12/15 8:40