スマートバリュー(9417)【「ブロックチェーン」を活用したデータ管理を来年2月始める!】


スマートバリュー  [9417] 東証JQ部 時価:1620円

情報システム開発のスマートバリュー(9417)は分散型台帳技術「ブロックチェーン」を活用したデータ管理サービスを2017年2月に始めます。ブロックチェーンに記録されている情報は改ざんされにくく、信頼性の担保が高い。現在は仮想通貨(ビットコイン等)など金融分野での利用が多いが、同社は自動車の走行記録や食品トレーサビリティー(生産履歴の追跡)など非金融分野での活用に向け提携先を募っていきます
 2月に提供するサービス「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」は、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」機器やデータベースから得た情報をブロックチェーンで管理する仕組みで、11月に同社が出資したシビラ(大阪市)が開発した高速で情報が保存できるブロックチェーン技術を生かす。既存のデータ管理システムと同サービスをつなげることで情報をブロックチェーンで管理できるようになります。
ブロックチェーンはインターネット上の複数のコンピューターで記録を共有し、互いに監視し合いながら正しい記録を鎖(チェーン)のようにつないで蓄積する仕組み。仮想通貨「ビットコイン」などに使われています。情報は連続的につなげて記録されて、書き換えられないうえ、複数のコンピューターで情報を共有するため記録の改ざんが難しく、正当性が担保されます。大型コンピューターで情報を集中管理する従来手法より低コストでシステム障害などのリスクも低いとされる。金融にIT(情報技術)を活用するフィンテックを中心に幅広い分野で応用が検討されている。
情報の正当性が力を発揮する分野は幅広く、例えばドライブレコーダーの映像を同サービスで管理した場合、情報の信頼性が高まるため、事故が起きたときの証拠としての価値が高まる。また情報の改ざんが深刻な問題を招く食品の原材料や産地情報の管理にも活用できるとしている。
 自治体向けも検討しており、地域ポイントと組み合わせることで、利用を特定の地域に限定したり、ポイントの流通経路を把握したりして地域の活性化に役立てる狙いがあります。
 自社で展開する車の速度など走行状況を管理するクラウドサービスなどでも活用を進める。ドライブレコーダーなども普及しているが、情報の信頼性の高さで差別化をはかり、走行状況により料金が割引される自動車保険などへの活用を目指すとしています。
2016/12/19 8:20