FFRI(3692)【世界のサイバーセキュリティーの旗手へ!】

FFRI  [3692] 東証M部 時価:4225円

サイバー攻撃の脅威が高まってきており、最近は機密情報の入手に加えて、米国、ロシア、中国など大国間の政治や社会の混乱を目的に国家の関与が疑われる攻撃が目立ってきています。中ロとも敵と判別しにくい民間人を武装させたり、世論操作など非軍事的な手段に訴えたりして勢力圏を取っているが、サイバーはそんな「見えない敵」の代表格といえます。今年は春にはバングラデッシュ中央銀行のシステムにハッカーが侵入し91億円を不正送金する事件が発生。米ヤフーでは計15億人分の情報流出が9月以降に判明しました。ロシア関与の見方が強く、各国政府や企業も軽視できない状況になってきています。
日本でも防衛省・自衛隊の通信ネットワークがサイバー攻撃を受けたと報道されました。今の日本は防衛する能力が攻撃側と比べて2〜3周遅れで、更に引き離されつつあります。東京五輪を控えて早急に対策が必要で、今後は民間企業も含めてサイバー防衛の情報共有を進める体制を築かなければなりません。
FFRI(3692)はNTT(9432)と、日々進化する攻撃に対し、既知の攻撃に対する検知攻撃に加え、未知の攻撃に対しても有効な対策に関して、更なる連携強化を図っています。
サイバー攻撃は日々進化しており、パターンマッチング型のアンチウイルス対策ではパターンファイルに登録されるまでの間防ぐことが困難であった未知のウイルスや未公開の脆弱性を狙うゼロデイ攻撃などが今後増加することが懸念されています。
先に、FFRIは標的型攻撃対策ソフトウェア「FFR yarai」および、個人PC向けセキュリティーソフト「FFRI プロアクティブ セキュリティ」が日本年金機構を狙う遠隔操作型マルウェア「Emdivi」をリアルタイムに検知・防御が可能だったことを明らかにしております。
そこで、NTTでは、日本発の先進的セキュリティ技術である、FFRIのヒューリスティックエンジンを用いた振る舞い検知技術に注目し、 これらの未知の攻撃に対する技術の一つとして捉え、これまで企業向けのソリューションやR&D部門による共同実験などで連携して取り組んでいましたが、今後、コンシューマ向けへの活用も視野にNTTグループはFFRIとの連携による新たなサービスやソリューションの企画検討に着手し、順次展開していくことを目指すとしております。
世界に先駆けて、日本がサイバーセキュリティーのリーダーとして名乗りを上げるべき最後の理由は、私達が新たな産業を求めており、日本の経済成長を支え、それ自体が経済成長を牽引するような国家プロジェクトこそ「ジャパン・ミッシング」と言われて久しい日本が求めていた、新たな可能性といってよいでしょう。
政府も新たに「内閣サイバーセキュリティーセンター」を設置しており、同社の鵜飼社長がそのメンバーの重要な役割を担っており、同社の技術を基に、日本が世界に先駆けて、「サイバーセキュリティーの旗手」へなる礎となることでしょう。
2016/12/21 8:25