ヒラノテクシード(6245)【リチウムイオン電池向け電極塗工装置や有機EL向け装置が好調!】


ヒラノテクシード  [6245] 東証2部 時価:1,290円

ヒラノテクシード(6245)は、薄膜のコーティングやラミネート加工などに優れた技術力を有する装置メーカーである。LCD 用の光学フィルムや積層セラミックコンデンサー(MLCC)用の薄膜など、精度の高いコーティングやラミネート加工が必要とされる生産ライン向けに量産装置を提供しています。
電気を蓄えたり、放出したりする役割を果たすコンデンサーは、スマートフォンやパソコンなどの電子機器に欠かすことの出来ない電子部品であります。その中でも小型で大容量が実現でき、電子回路に幅広い用途で用いられているのが積層セラミックコンデンサーであります。
このセラミックコンデンサーの基になるのが、セラミックグリーンシートです。シートはセラミックパウダーにバインダー(接合材)などを合わせスラリー(どろ)状にしたものをシートに成形したものです。このセラミックグリーンシートの成形を同社の薄膜シート成形機で作製しており、ダイコート方式による高精度な極薄膜の成形にも対応することが可能であります。
特に足許で需要が高まっているのは、リチウムイオン二次電池用の装置であります。金属箔に正極材や負極材の活物質を塗布し、リチウムイオン二次電池の電極を作製する、重要な装置である。国内外でリチウムイオン二次電池に対する設備投資が活発化していることを背景に、同社の電極塗工装置への需要が高まっています。
今期の業績は、特にリチウムイオン二次電池用装置とタッチパネル用フィルムの加工装置(真空蒸着装置)が伸びることから、売上高200億円(前期比+9.1%)、営業利益23億円(同+17.9%)、当期利益16,5億円(同+24.0%)と、順調な増収増益になると当研究所では見込んでいます。
又、来期は、EV 市場の拡大を背景に、リチウムイオン二次電池用装置や、有機EL向け塗工装置の伸びが続くことが予想され、売上高227億円(前期比+13.5%)、営業利益29億円(同+26.1%)、当期利益20,8億円(同+26.1%)に達する可能性が非常に高く、業績も拡大基調が続くと考えられることから、押し目を注目しておきたい。
2017/01/17 8:00