日本通信(9424)【ソフトバンクのユーザー100万人を狙って黒字転換を狙う!】

日本通信  [9424] 東証1部 時価:182円

日本通信(9424)はソフトバンクの契約者のうち100万人を日本通信の格安スマートフォン(スマホ)サービスへ取り込む狙いだ。2月3日、都内で開いた2016年4〜12月期の決算会見の場で日本通信の福田尚久社長が明らかにしました。
同社は17年3月期通期の業績予想を下方修正し、営業損益は21億円の赤字となりました。ソフトバンクユーザーの取り込みが今後の反転の鍵となるでしょう。
 日本通信は昨年9月、ソフトバンクから回線を借りて格安スマホサービスを提供する際、同社から接続を拒否されたとして総務省に申し立てをしていましたが、1月末に総務省の電気通信紛争処理委員会は「(接続にむけ)協議再開命令を総務省が出すのが妥当」とする答申をまとめ、日本通信の勝利がほぼ確定しました。同社は3月22日からソフトバンクの利用者に向けた新サービスを始めるとしています。
 「ソフトバンクのロックがかかったスマホを使う人が、ようやく格安スマホサービスを利用できる」と福田社長。料金プランなど詳しいサービス内容は未定だが、販売網の強い量販店をはじめ約50社へソフトバンクの回線をまた貸しする事業を始める。同社が格安スマホの分野で提携する動画配信のU―NEXTの販路を生かすという。
 ソフトバンクもサブブランド「ワイモバイル」を提供し、他の格安スマホ事業者との競争も激しい。せっかくソフトバンクユーザーを取り込んでも、価格競争に陥れば更に業績悪化の懸念もある。
福田社長は「今期の業績の見通しは甘かったことは反省したい」としながらも「来期は積極的に戦いに挑む」。ソフトバンク利用者の獲得で黒字転換を目指すとしています。
2017/02/06 7:20