東邦亜鉛(5707)【今期経常利益を35倍上方修正、配当も5円増額!】


東邦亜鉛  [5707] 東証1部 時価:518円

東邦亜鉛(5707)が昨日決算発表を行い、17年3月期第3四半期の連結経常損益が75,6億円の黒字(前年同期は20,5億円の赤字)に浮上して着地しました。
併せて通期の同利益を従来予想の31,5億円→110億円(前期は10億円)に3,5倍上方修正し、増益率が3,1倍→11倍に拡大する見通しとなりました。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当研究所が調べた10−3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5億円→8,35億円(前期は17,6億円)に17倍増額し、一転して4,7倍の増額になります。亜鉛などの金属相場の上昇を受けて、精錬事業で在庫評価益が発生することが利益を押上げました。
又、前期に減損を計上した連結子会社である豪州の鉱山会社CBH社を中心とする資源事業の黒字転換も上振れ要因となりました。亜鉛・鉛の価格低迷を受け豪州子会社が操業するエンデバー鉱山は亜鉛・鉛の価格低迷を受け減産を行っていましたが、足元の市況回復を受け増産に転じます。具体的には1月から順次粗鋼処理量を増やしており、5月以降、月4万トンのフル操業生産体制とするほか、従業員も65人から172人に増員します。亜鉛の価格は米トランプ大統領が大規模なインフラ投資を実施すると公言しており、足元で急上昇しております。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来予想の5円→10円(前期は5円)に大幅に増額修正しています。
2017/02/07 7:55