MORESCO(5018)【今期経常利益を6%増額修正!】


MORESCO  [5018] 東証1部 時価:1762円

研究開発企業を目指しているMORESCO(5018)は、1958年に松村石油研究所として設立されて以来、高真空を必要とする産業向けの高真空ポンプ油、鉄鋼、自動車産業に使用される難燃性作動液、化粧品の原料となる、極めて安全性の高い流動パラフィンなどの製品を相次いで開発しており、これらの製品は現在もなお国内トップシェアを維持し続けています。
その後、自動車部品加工向けの水溶性ダイカスト用油剤や、環境に優しいホットメルト接着剤を事業化し、又、独自技術のオンリーワンの合成潤滑油を生み出しています。合成潤滑油は自動車の高温箇所で使用される高耐熱グリスのベースオイルやハードディスクの表面潤滑剤などのニッチな分野で活躍し、世界のトップシェア製品に成長しております。
同社は昨日17年2月期の連結経常利益を従来予想の25億円→26,5億円(前期は23,7億円)の6%増額修正しました。増益率も5,1%増→11,4%増に拡大する見通しとなりました。
会社の発表による修正後の通期計画に基づいて、当研究所が試算したとこる9−2月期(下期)の結経常利益を従来予想の14,3億円→15,8億円(前年同期は12億円)に10,5%増額し、増益率も18,9%→31,3%増に拡大する見通しとなります。
昨年からの原油価格の低下に伴う製品価格の値下げと同時に、原材料価格の低下に伴う収益改善により業績修正をしました。
流動パラフィンはプラスチック用途や医薬品、化粧品向けに好調なほか、リチウムイオン2次電池(LiB)用途が海外からも引き合いがあり、重要な事業に成長しています。
ホットメルト接着剤は紙おむつ市場の拡大とともに推移しており、今後もインドなど人口の多い海外市場向けに伸びが見込めるとしています。
更に3月には「デバイス材料事業部」を新設し、有機EL用封止剤、世界最高水準の測定精度を誇る水分透過率測定装置の受託測定及び装置販売、ベンチャー企業と共同開発している有機薄膜太陽電池(OPV)などに注力しています。
受託測定も今年は120件に拡大する見通しであり、自動運転においてセンサーとしての役割の期待がかかるOPVも、18年度には業績に大きく寄与する見通しで今後も高成長が期待できます。
2017/02/22 8:10