インテリジェント ウェイブ(4847)【「NET+1(ネットプラスワン)」を基に事業範囲拡大で業績好

インテリW  [4847] 東証JQ部 時価:551円

インテリジェント ウェイブ(以下インテリW:4847)は、金融システムソリューションとプロダクトソリューションを主力事業としています。
金融システムソリューション事業の主力である自社パッケージ「NET+1(ネットプラスワン)」はネットワーク接続、カードの使用認証機能などを備え、全国のセブンイレブン、イトーヨーカドーや、駅、空港などに設置される全国2万台以上のATMに採用されています。
一方、最近ではスマホやプリベイドカードへの対応など金融システムソリューションの幅が広がっていることで、同社も「NET+1」を基に最新技術に対応し事業範囲を拡大中であります。中でも、「NET+1」のネットワーク接続機能を継承した「OnCore(オンコア)」は、大量のデータを瞬時に高速処理し、様々なネットワークやシステムに伝達する機能を持っています。カード決済の清算業務やスマホ決済など向けに受注が増加しており、今後の販売加速が期待できます。高速処理はビッグデータ処理に効果を発揮するので、将来的には利用範囲が更に拡大していくことでしょう。
更に、ATM巨額引き出し事件を防止する為に、現在使われている「磁気カード」から2020年までに「ICチップ内臓カード」に100%変更する必要があり、ICチップ内臓カードに対応した読み取り端末の導入が義務付けられており、同社の「NET+1」が大きくクローズアップされることでしょう。
一方、プロダクトソリューション事業ではイスラエルを中心としたサイバーセキュリティー対策製品のラインナップ充実を図るとともに、マーケティングも強化し、拡販に取り組んでいます。内部情報漏洩防止の「CWAT(シーワット)」、サーバー攻撃防御の「Traps(トラップス)」なども伸びており、将来は金融システムソリューション事業と並ぶ2本柱になっていくと期待されています。
今期の売上高は80億円(前期比11%増)、営業利益8億円(同9,3%増)で増収増益の見通しであることから、押し目は注目しておきたい。
2017/03/03 8:25