フェローテック(6890)【世界トップシェアの技術力で世界市場を駆け抜ける企業!】

フェローテック  [6890] 東証JQ部 時価:1599円

フェローテック(6890)の独自技術は現在、幅広い分野で私達の生活を支えています。
同社の技術の1つである、「磁性流体」はNASAのアポロ計画から生まれた技術であり、磁石に引き寄せられる液体であります。磁性流体に磁石を近づけると、界面に作用する磁気の力で磁性流体が針状の突起になり、スパイクのような形状に変化して、これをスパイク現象と呼び、世界で初めて商品化に成功しました。
そして、ゴムのシール(パッキン)の代わりに液体の磁性流体を用いることで、真空を保持しながら高速回転が伝えられる部品をつくることが出来ました。これが2つ目の主力製品である「真空シール」で、半導体製造装置の部品で世界シェアはNo.1であります。
更に私達の身近な製品では、「釣具のリール」で、水やほこりの浸入を防ぎ、回転運動をスムーズにします。その他、「カーオーディオ」や「超画質の4kテレビ」の音質を守ることに使用されています。同社の独自技術にはもうひとつ「サーモモジュール」があります。サーモモジュールは電気を通すと片面が温まり、もう片面は冷やされる冷熱素材(半導体)で、正確な温度コントロールが可能であるため、この特長を利用して、「自動車用音調シート」や「空気清浄機」、「ヘアドライヤー」、「ルームエアコン」、「ハンディビデオカメラ」、「美容家電」「電気カミソリ(シェーバー)」「ウオーターサーバー」など身の回りの製品に採用されており、世界シェアも36%と非常に大きいです。その他にも、半導体向け石英やセラミック製品、太陽関連製品なども扱っており、今3月期の連結営業利益は58億円(前期比44%増)に膨らむ見通しであります。同社は今や、日本、アジア、米国、欧州に工場や営業拠点を持つグローバル企業となったことから、海外売上比率が7割超と高く、対ドルで1円の円安が営業利益を年間1,5億円程度押上げる。
3日のFRBのイエレン議長講演では、景気の進展が続けば今月の利上げを支持する考えを明確に示唆、次回のFOMCでの利上げに前向きな発言が相次いだことから、米金利上昇が円安基調を強める展開となれば、業績は一段と伸長する可能性が高い。また、アップルが2018年に発売予定の「iPhone8」から有機ELディスプレイを搭載すると報じられていることから、有機EL関連としても注目してみたい。
2017/03/06 8:00