FFRI(3692)【今期経常利益を2,4倍上方修正!】

FFRI  [3692] 東証M部 時価:5150円

2014年に上場以来、日本において世界のトップレベルのセキュリティリサーチを作り、IT社会に貢献することを目的に設立されたFFRI(3692)を、その将来性を見込んで当研究所の注目銘柄として一貫推奨していましたが、ここに来て事業の柱に業績が追いついてきて、3月10日に業績上方修正を発表しました。
17年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の1億円の黒字→2,4億円の黒字(前期は3,43億円の赤字)に2,4倍上方修正しました。会社の発表に基いて当研究所が試算すると10−3月期(下期)の経常利益も従来予想の6800万円→208億円(前年同期は7500万円)に3,1倍増額し、一転して2,8倍の増益計算になります。
修正理由について、標的型攻撃等によるサイバー脅威の増大を背景に、法人向けにおいては「FFRIyarai」、個人向けにおいては「FFRI安心アプリチェッカー」の販売が想定を上回って推移しています。
「FFRIyarai」については大手企業や中央省庁等の特にセキュリティ感度の高いユーザーが中心となって販売が伸びていますが、今後も販売のターゲットとなる顧客全体からするとまだまだ販売余地が大きく、全開発表よりも業績見込みを超えて販売が順調に推移すると見ています。
個人向けの「FFRI安心アプリチェッカー」は、競合製品の動向や解約など様々なリスク要因を想定しながら、機能改善や販促活動に取り組んだ結果、販売も順調に推移しています。
今後、世界的にサイバー攻撃による被害が深刻化するなか、日本でも情報セキュリティの重要性に対する認識が高まっています。サイバセキュリティーの世界市場は、一部試算では昨年時点で9兆3000億円を超える規模と推計され、年率1割弱のペースで成長する可能性が高いです。
同社はヒューリスティックエンジンにより未知のウイルスを検知する技術で先駆しており、その技術力は高く評価されていることから、これから伸びが大いに期待されます。
2017/03/13 7:55