ルネサス(6723)【EV用半導体で中国攻勢−現地メーカーから100億円規模受注!】

ルネサス  [6723] 東証1部 時価:1069円

ルネサスエレクトロニクス(6723)は半導体メーカーで特に自動車向け制御用マイコンに強く、車載半導体では世界第3位のシェアを握り、2017年2月に同業の米インターシールの買収を完了しています。
同社は中国で電気自動車(EV)向け半導体を拡販する。高性能なEV向けモーター制御用半導体を売り込む意向で、既に現地の自動車メーカーから累計100億円規模の受注を獲得しており、2019年に量産を始める計画であります。まだEV向けの売り上げは少ないが、高精度に制御できる点を訴求し20年にモーター制御用半導体のシェアを50%程度上げる目標を掲げています。
近年、中国政府はEVの普及を促進させており、こうした流れから中国のEV市場は2023年に16年比4倍に成長すると見込まれています。これに伴い、中国では地場や外資系の自動車メーカーからモーターを高精度に制御したいという要求が増えている。
一方、ルネサスはマイコンとパワー半導体を協調させ、高精度に効率良く制御する技術を得意としており、現地のニーズを踏まえて高性能な製品を投入し、旺盛な需要を取り込む方針であります。
同社は中国事業の売上高のうち、自動車向け半導体の割合が50%程度を占めているが、まだEV向けの売り上げは少なく、複数の商談を進めて受注を獲得したという。2―3年後にも収益に寄与する見通しで、着実にシェアを伸ばしていく方針です。
同社は20年までの中期経営計画の中で、中国のEV市場でトップシェアを獲得する目標を掲げており、20年以降の成長も見据え、今後は事業拡大に合わせて体制の強化を検討していく。
2017/03/24 7:50