ベクトル(6058)【微博(ウェイボ)に日本企業動画 中国短文投稿サイト】

ベクトル  [6058] 東証1部 時価:1313円

独立系PR会社のベクトル(6058)は、中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」向け広告などの日本での販売権を持つ新浪日本総合ネットワークグループと提携した。日本企業の商品やサービスのPR動画を作成し、微博や中国で人気のポータルサイト「新浪」で宣伝できるようにする。中国向け越境EC(電子商取引)の利用拡大に向けた起爆剤にしたい考えだ。
 まず、ベクトル子会社のNewsTVが制作したPR動画を微博を通じて発信するサービスを始める。中国で人気の女優などを起用したPR動画を撮影し、微博を通じて中国全土に広く発信できるようにする。
 また、微博で多くのフォロワーを抱える「KOL(キー・オピニオン・リーダー)」と呼ばれる人に商品やサービスの記者会見やPRイベントなどに参加してもらい、その様子を撮影した動画を微博で拡散することなどを検討している。
 中国に3万人、日本国内にも100人いるKOLのなかから、企業が最適な人を選ぶことができる。「20代女性向け」など消費者の属性や購買動向に応じて動画を出し分けることもできるという。
 広告費用は動画の配信で300万円から。別途、KOLの起用には費用がかかる。ベクトルは年間100本の制作・配信を目指す。将来的には、ベクトルがPR動画の配信だけでなく、越境ECサービスそのものを手掛けることも視野に入れる。
 日本から中国への越境EC市場は拡大している。調査会社の富士経済によると、2016年は1兆円超だったと見込むが、19年には16年に比べて倍増の2兆1000億円ほどになると予測する。
 動画はテキストや画像よりも、商品やサービスの特徴を伝えやすく、商品などを直接見る機会の少ない中国の消費者に、日本商品の特徴を伝える手段として、動画を利用するニーズは高まるとみています。
同社の17年2月期3Q累計の連結経常利益は前年同期比38,9%増の15,8億円に拡大し、通期計画の20億円に対する進捗率は79,1%に達し、4年平均の71,3%も上回っており、会社の発表した通期計画に基づいて、当研究所が試算した4Qの連結経常利益は前年同期比13,9%増の4,1億円に伸びる計算になります。直近3ヶ月の実績である3Qの連結経常利益は前年同期比42,0%増の6,億円に拡大しており、4月14日の決算発表前に上方修正の可能性が期待できます。
2017年4月6日 7:35