アドバンテスト(6857)【3次元NAND型フラッシュメモリ(3DNAND)向けテストシステムに期待

アドバンテスト  [6857] 東証1部 時価:2074円

アドバンテスト(6857)はスマートフォン、パソコン、自動車など身の回りのあらゆる機器に搭載される多種多様な半導体の動作をテストし、良否判断を行う、メモリーテスターのグローバルトップ企業であります。
今や、スマホやタブレットの大容量化の波に加え、あらゆるものがインターネットに接続するIoT時代を迎えていることから半導体の需要が拡大しています。半導体の中でも特に、NANDフラッシュメモリには熱い視線が送られています。NANDフラッシュメモリの中でも特に、3次元NAND型と呼ばれる大容量型のNAND型の需要が急増しています。これはフラッシュメモリ上にある「セル」と呼ばれるデータを保存する部分を平面状に広げるだけでなく3次元構造に積み上げて大容量化したもので、スマホ向けに加え、データセンターのサーバーなどへの搭載が進んでいることが需要の背景にあります。
現在、世界で主に3DNANDを生産しているメーカーは、(1)サムソン電子、(2)東芝・ウエスタンデジタル・サンディスク、(3)インテル、(4)SKハイニックスに4社がしのぎを削っている状況で、中でも、サムソン電子と東芝・ウエスタンデジタル・サンディスクの連合チームが生産量1位、2位を争っています。
サムソン電子の平沢(ピョンテク)+華城(ファソン)工場DRAM能力増強投資に加えて、NANDフラッシュではチップコントローラー用プロトコルテストといった技術的な需要も、収益ドライバーになり得るとJPモルガン証券は予想しています。収益のキードライバーは、世界7割シェアのDRAMテスター。2017年はメモリーメーカーの新規の能力増強投資が再開されると予想され、サムソン電子など、世界のメモリーメーカーからの能力増強投資のオフィシャルアナウンスメント、およびNANDフラッシュメモリでのプロトコルテスト需要が同社決算により確認された場合。前回のDRAMテスターの需要ピークは2003年度から2007年度までであった。同社は累計5000億円のメモリーテスターの売り上げがあった。
今後、サムソン電子の平沢(ピョンテク)、華城(ファソン)工場での能力増強に他のメモリーメーカーも追随した場合、当時の2分の1程度のメモリーテスター需要が今後2年間程度で顕在化しても自然と想定しており、今後も3DNANDフラッシュメモリなどの次世代商品向けにテストシステム需要が旺盛なことから、先行き成長期待が高く注目しておきたい。
2017/04/24 8:10