ハーモニック・ドライブ(6324)【新スマホ用向けの設備投資拡大に産業用ロボットの用途広がる!】

ハーモニック・ドライブ  [6324] 東証JQ部 時価:3665円

ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)は、産業用ロボット向けが約4割、半導体製造装置向けで約1割の売り上高比率を占めているが、ロボットは特に小型を得意としていることから、電子機器業界や半導体業界で利用されることが多く、電子機器業界の半導体業界の設備投資が増加していると需要が急増する傾向にあります。
元々、同社の主力製品である精密減速装置は産業用ロボット向けに伸びていますが、スマートフォンや家電の生産現場で使用する小型ロボット向けも増加して好調を維持していますが、更に、設備投資を拡大させる韓国半導体メーカーの半導体製造装置向の受注も急拡大しており、2016年4月に穂高工場(長野県安曇市)敷地内に新工場棟を竣工して増産していました。
しかし、足元の受注状況から中期的に精密減速装置がまだまだ拡大すると見込み、さらなる生産能力の増強を図るために、同工場内に設置する製造設備に約15億円を投じ、3月から7月にかけて新たな工作機械等を搬入・設置することにしました。
これによって、穂高工場における動歯車装置ハーモニクドライブの月産能力を徐々に増加して、これまでの月産5万個から約8万個強にあげることが可能となりました。生産能力増強で17年4月には月産5万8千個に増強する見通しで更なる売上拡大が可能となるでしょう。
同社は、4月11日に第4四半期(1−3月)受注高・売上高実績(単独ベース)を発表しており、受注高は前年同期比2,0倍(前四半期比77,7%増)の138,53億円と、四半期ベースで過去最高額となっており、第1四半期からの累計は267,47億円となり、前年同期比12,7%増となっていることから、本日の決算発表に注目したい。
2017/05/12 8:30