ロングライフホールディング(4355)【高齢化するアジア“300兆円市場”獲得へ!】


ロングライフホールディング  [4355] 東証JQ部 時価:610円

日本型介護の輸出を促進〜、この司令塔となるのが政府や企業、介護の事業者・業界団体、日本医師会などが参加する「国際・アジア健康構想協議会」があります。
これは、急速な高齢化に見舞われるアジア地域を対象に、自立支援を重視したサービスの普及に取り組む方針などを確認した。既に一部の企業は現地拠点を通じて事業拡大に乗り出しており、こうした動きは今後更に加速することでしょう。
特に、中国の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は2015年の9,6%から35年には20,3%に上昇。韓国は13,1%から26,1%に、シンガポールは11,7%から25,5%に、タイは10,5%から21,7%に高まる見通しで、アジア諸国は本格的な高齢化社会を迎えます。
ただ、現地の社会制度や関連産業の育成は遅れているのが実情で、日本の介護システムへの関心が高いとされ、市場は急拡大する見込みで、35年の高齢者向けの市場規模は日本の105兆円に対し、中国は292兆円、韓国は36兆円、シンガポールは10兆円、タイは17兆円と試算されており、関連企業にとってビジネスチャンスが大きく広がることになることでしょう。
ロングライフホールディング(4355)は、アジアの介護需要を睨み、早くから進出しており、10年に中国の現地企業と、12年にインドネシアの現地企業とそれぞれ合弁会社を設立し、14年には韓国の介護サービス企業に出資するなどして、これらの地域で有料老人ホームを展開しているほか、中国では福祉用具の販売やレンタル事業を運営しており、「今後もアジアを中心に積極的に事業展開を行い、これまでに培ったケアサービスを普及させ、企業価値の向上に努める」(広報)としています。
同社の業績に関して、17年10月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比3,1倍の7500万円に急拡大し、11−4月期(上期)計画の1,5億円に対する進捗率は50,0%に達し、5年平均の39,6%も上回って好調なことから、押し目は注目しておきたい。
2017/05/22 8:08