日本タングステン(6998)【不織布向け超硬合金製ロータリーカッターの生産能力を2倍に!】

日本タングステン  [6998] 東証2部 時価:194円

日本タングステン(6998)は、タングテン、モリブデン、ファインセラミックスの精製加工会社で、HDD用磁気ヘッド基板は市場縮小で低調に推移しているが、自動車関連の接点製品や電極製品は海外向けも好調であり、更に衛生用品向けは堅調なことから、同社の主力商品である、紙おむつなどの不織布向け超硬合金製ロータリーカッター(NTダイカッター)の生産能力を増強する。
東南アジアや北米など海外での需要拡大に対応するために、基山工場(佐賀県)の製造スペースを拡張、生産能力を現在の2倍にする。増築の投資額は約10億円で、8月に着工し、2018年3月完成を予定している。製造スペース拡張では駐車場に平屋建て建築面積約4100平方メートルの建屋を増築する。そのうち約1900平方メートルを同製品の製造などに充てる。残り部分は新事業を展開する際のスペースとして備える。増築後に既存工場の生産ラインを移設し、製造スペースは約2・5倍になる。また製品出荷前のテストカット用設備も拡充し、品質向上につなげる。
同社の超硬合金製ロータリーカッター「NTダイカッター」は抜き型などで加工が難しい薄手の不織布や紙、複合フィルムなどを高速・高精度で切断する際に使われており、近年は再研磨などアフターフォローの充実でシェア拡大を図っている。
業績も好調で、17年3月期の連結経常利益は前期比27,7%減の5,7億円になりましたが、従来予想の5億円を上回って着地し、18年3月期は前期比16,5%増の6,7億円に伸びる見通しとなっています。
又、同社の単元株式数を1000株から100株に変更(H29年10月1日から)するとしています。
2017/05/25 8:00