バンダイナムコHLDGS(7832)【ドリコムと「プラウザーゲーム」で新会社「BXD」を設立!】

バンダイナムコHLDGS  [7832] 東証1部 時価:3920円

バンダイナムコHLDGS(7832)のバンダイナムコエンターテインメントはスマートフォン用ゲーム開発などを手がけるドリコム(3793)と25日、インターネットの閲覧ソフト「ブラウザー」上で遊ぶゲームの開発や配信を行う合弁会社「BXD(ビーエックスディー)」の設立記者会見を都内で開いて8月に運営会社BXDを共同で設立します。来春に「ドラゴンボールZ」「ファミスタ」「アイドルマスター」の新作3タイトルを無料配信(一部、サービス課金)します。将来的には、ゲームを軸にゲームのグッズ販売やゲームセンターとの連動も視野に入れる。
5年余りで急成長したスマホでプレーするゲームは現在、アプリゲームが主流だ。アプリストアからダウンロードし、スマホの処理能力を駆使して遊ぶ。一般的にブラウザーゲームよりもタッチパネル操作が快適で、高精細なゲームを作り込める。
ただ、最近はブラウザーゲームのプログラミング言語「HTML5」の機能が向上し、ブラウザーでもアプリに近い高品質なゲームづくりに道が開いている。両社は次世代のモバイルゲーム市場の覇権争いや通信規格の変更を見据え、ブラウザー回帰に着手する。「ブラウザーでもほぼ同等のゲームが遊べる」。運営会社の社長に就く、バンダイナムコの手塚晃司氏は強調する。
 両社がブラウザーゲームに回帰するのは、技術面の進歩に加え、アプリゲームの環境が窮屈になっているからだ。課金収益の3割をアプリストアを開設している米アップルと米グーグルに払うルールがあり、ゲームの配信や更新には両社の承認が必須。事前通告もないまま配信を停止されるアプリさえある。2社を「神様」と呼んで恐れる関係者もいる。
ここへきて米フェイスブックが「インスタントゲーム」を始め、楽天(4755)は4月に「楽天ゲームズ」を立ち上げた。いずれのサービスもブラウザーゲームを提供することから、今後も、プレーヤー層の拡大や開発費抑制を狙って、ブラウザーゲームは広がるとみられる。東京都内で開いた記者会見で、ドリコムの内藤裕紀社長はこう語った。バンダイナムコの大下聡社長も「3年後には芽が出る。大きなチャンスがある」と期待を寄せる。
2017/05/26 8:10