トリケミカル研究所(4369)【半導体関連で高誘電材料の採用拡大が追い風に!】

トリケミカル研究所  [4369] 東証JQ部 時価:3215円

トリケミカル研究所(4369)はエッチングガスや成膜材料、又、化合物半導体の材料となる有機金属材料の研究開発と提供を行って半導体産業に貢献しています。半導体産業において、技術進歩が進むなかでメモリー製品の多様化が進み、高集積化、高性能化を左右するのが材料技術の進歩であることは疑いようにありません。
特に、ここ世界的に急拡大傾向にある半導体市場の恩恵を享受しています。高誘電材料の用途がメモリー以外に最先端のロジック半導体へと広がりをみせており、量産化で対応することで今後の収益成長に大きく反映される可能性が高まってきています。
同社は積極的な設備増強で、2020年1月期までの中期経営計画の3年間で、過去3年間の2倍超となる約40,34億円を投資し、主に海外展開や半導体向け新規材料の生産対応、既存製品設備の生産・開発体制再構築などに充てています。
特に半導体向け新規材料は「昨年までの設備投資分は全て埋まっており、生産する余地がない」状況にあり、山梨県上野原市の本社工場隣接地にある上野原第2工場の新棟建設などが中心になる見込みです。更に、台湾における100%子会社が現地で新工場建設を検討開始、業容拡大への期待が高まっています。
同社の18年1月期は営業利益段階で前期比60%増の15,6億円の計画をしていますが、先端半導体の増加は同社にとって強力なフォローの風となるだけに19年1月期も増益基調が維持されるとものと思われます。更に19年1月期にROE20%以上とする中期計画も策定していることから、本日の決算発表に注目しておきたい。
2017/05/31 7:55