アルバック(6728)【スマホ画面の主役が有機ELパネルの交代、装置メーカーに好機到来!】


アルバック  [6728] 東証1部 時価:6220円

アルバック(6728)や、ローツェ(6323)、Vテクノロジー(7717)、平田機工(6258)、タツモ(6266)など、有機EL関連株の上昇が続いているが、株高を支えるのは、相次ぐ装置受注や好調な業績です。これは「有機ELパネルメーカーからの旺盛な受注」というのが一致した見方です。
有機ELパネルメーカーは昨年来、巨額の設備投資に動いています。特に、量産体制を確立している韓国2強は驚異的な額をつぎ込んでいます。
サムソンディスプレイの今年の有機EL投資は10兆ウォン(約1兆円)に上るとささやかれています。LGディスプレイも坡州(パジェ)工場での有機ELライン増設に約2兆ウォン(約2000億円)を投じることを発表するなど、こちらも総額約10兆ウォンの設備投資がささやかれる。新産業育成を国策とする中国でもパネル工場新設が相次ぐ。
有機ELの活況を演出しているのは、米アップルのスマートフォン「iPhone」だ。今秋に発売の新型iPhoneのうち高級モデルへの採用が決まっています。今年4月、サムソンディスプレイに7000万枚を注文したというニュースが世界を駆け巡りました。
今年の有機ELディスプレーの出荷見込み額は、前年比26%増の210億7500万ドル(約2兆3400億円)に達する。その87%を占めるのはスマートフォン向けであります。サムソン電子や中国オッポなど、有機ELを採用したスマホは既に存在しています。しかし、アップルが採用すれば一気に他機種へ波及するでしょう。
調査会社HISグローバルでは「今年はスマホディスプレーの主役交代期。ハイエンド(高級品)機種で液晶から有機ELへの転換が加速する」と指摘しています。更に、「高精細テレビ分野でもにわかに注目されている。ゲーム分野などでVR(仮想現実)ブームが訪れるなか、ここでも有機ELディスプレーの需要が喚起されるとの思惑が高まっている」という。
パネルでは先行する韓国2強ですが、存在感を示すのは日本の装置・部材・材料ネーカーです。有機EL材料を吹き付ける蒸着装置は、信頼できる製品・サービスを提供できるのは世界でキャノントッキとアルバック(6728)の日本勢2社ぐらいと言われています。両社の製品は、引く手あまたで入手困難だといわれており、押し目を注目しておきましょう。
2017/06/08 8:15