[ビットコイン価格急落も仮想通貨への期待根強く!

仮想通貨「ビットコイン」の価格が、初の3000ドル台到達後に急落した。初の3000?台到達後に急落した。米国IT株の高値波乱の余波との見方もあり、投資家の警戒感が高まった。
一方、影響が心配された、リミックスポイン ト(3825・M)をはじめとする関連銘柄は下げ一辺倒にはならず、改めて仮想通貨への市場の期待値の高さが示された。仮想通貨情報サイトのコインデスクによれば、ビットコインの取引価格は12日時点で2683?と 前日比で約 11%値下がりした。1700?を割り込んでいた5月中旬を底に短期間で大きく上昇し、昨年末と比較すると3倍超に暴騰していた市況に、激震が走った格好だ。足元でのIT株からの資金流出と連動し、リスク資産であるビットコインにも換金売りが出たもよう。これを受け、13日の東京 株式市場では、リミックスや インフォテリア(3853・M) 、 イー・ガーディアン(=Eガディアン、6050)といったいわゆる「ビットコイン株」に売りが先行した。 しかし、関連銘柄は底堅かった。 いずれも売り一巡後にはプラス圏に切り返し、インフォテリの終値は前日比20円高の1010円だ。 リミックスは引けにかけて値を崩したが、それでも下落率は8%にとどまり、直近の大相場を踏まえれば調整に値しない動きだ。
既存の通貨の代替としての仮想通貨の取引拡大余地は大きく、現在5兆円規模のビットコインの時価総額は今後も膨らむ可能性が高いとみられている。このため、取引所や決済サービスを手掛けるリミックスの潜在成長力に対する投資家の期待は根強い。
◇ また、ビットコイン相場が下落した半面、ビットコインに次ぐ流通量の仮想通貨「イーサリアム」の価格は堅調な動きを維持している。今後は時価総額でイーサリアムがビットコインを上回るとの見方もあり、仮想通貨市場を押し上げる公算だ。 イーサリアムは、ビットコインと同様に「ブロックチェーン」と呼ばれる暗号技術を用いた通貨で、 取引契約の内容を自動的に保存するといった利便性の高い機能を備えている。ビットコインよりも安全性に優れるとされ、トヨタ自動車(7203)や三菱UFJ フィナンシャル・グループ(8306)がイーサリアムの活用を促進する企業連合に参加している。仮想通貨をめぐっては、ビック カメラ(3048)がビットコインを決済手段として試験的に導入済み。リクルートホールディング ス(6098)でも今夏に店舗での利用を可能にする見通しだ。
ほかの関連銘柄としては、仮想通貨取引所のビットフライヤー(東京・港区)とポイント交換サービスで連携する、リアルワー ルド(=Rワールド、3691・ M)や提携するセレス(3696)などは、株価面で出遅れ感が強い。このほか、不動産仲介のデュアルタップ(3469・JQ)もビットコイン決済の導入を発表済みであります。