朝日インテック(7747)【「From Japan to the world」カテーテルの普及を日本

朝日インテック  [7747] 東証2部 時価:5260円

医療機器市場は、新興国の経済発展を受けて世界的に拡大しており、今後更なる成長が見込めるリーディング分野であります。しかし、その主流は欧米製品であり、今後は日本製品の販売拡大が大いに期待されています。
こうした中、朝日インテック(7747)は独自技術を駆使したカテーテル治療用機器を開発・製造・販売しており、いま世界の医療関係者から注目を集めています。
カテーテル治療とは狭心症や心筋梗塞の治療法で、手首や足の付け根から細い管を患部まで通し、バルーン(風船)を膨らませて血管を広げる手法であります。
同社はカテーテル治療に欠かせない「ガイドワイヤー(血管系IVR手技におけるガイドワイヤー)」の国内トップメーカーであり、その競争力は4つのコアテクノロジー(トルク技術・伸線技術・ワイヤーフォーミング技術・コーティング技術)にあります。これら先進技術によってドクター(医師)の指先の動きを忠実にガイドワイヤー先端に伝えることが可能になるからです。
例えば、慢性完全閉塞(CTO)の治療では開胸によるバイパス手術が以前の常識だったが、ドクターと連携して1995年にCTO治療用ガイドワイヤーの開発に成功し、治療を受ける患者の負担を大幅に軽減してCTO治療の新潮流を生み出しました。これは4つのコア技術と、素材から製品までの一貫生産体制の構築があってこそ実現できたことです。
更に同社は海外展開にも積極的で、海外でのカテーテル治療の年間症例数は日本の10倍以上あるが、まだまだ従来のバイパス手術の比率が高いので、今後、より負担の少ないカテーテル治療に普及が進めば、更に市場規模が拡大するでしょう。
そこで同社は高度な研究開発を日本に集中して主力生産拠点を海外(タイ、ベトナム、フィリピン)に置くとともに、世界各国に販売拠点を設けて国際競争力を高める取り組みを活発化して、「From Japan to the world(日本発世界へ)」の医療機器メーカーとしての挑戦しており、注目しましょう。
2017/06/23 8:00