日本アビオニクス(6946)【自動車用電子部品向け精密溶接装置に参入!】



日本アビオニクス  [6946] 東証2部 時価:259円

防衛システム機器や接合機器、赤外線機器などを手掛ける日本アビオニクス(6946)はNEC(6701)が株式の50%超を持つNECの連結子会社で16年度の売上高は214億円。売上高の半分は防衛・宇宙関連部品が占めているが、赤外線サーモカメラがIoT関連部品に加え、プラントの非破壊検査などにも用途が広がっているが、この度、自動車に使う電子部品向けに特化した精密溶接装置を開発しました。
同社はこれまでスマートフォン(スマホ)向けに注力してきたが、電気自動車(EV)の増加や自動運転技術の搭載が進み、モーターやセンサーなど高精度な溶接が必要な部品の需要が広がっているのに対応する。
 自動車向け電子部品の溶接では、スマホなどに比べて高い品質が求められています。アビオニクスは自動車部品の精密溶接に特化したインバーター式溶接電源と、多機能溶接モニターを開発しました。
 溶接電源は電圧の与え方を最大127回まで任意に切り替えられ、複雑な溶接作業にも対応しやすい。1台の電源で4カ所まで同時に溶接できるようにし、ロボットにも搭載しやすいよう遠隔操作用の機器を本体と分離した。
 モニターは最大6種類のセンサーからの計測値を10項目同時に表示できる。電極の摩耗による測定結果の変動を捉え、電極の交換時期などを予測することも可能という。
 価格は溶接電源が124万円から、モニターは58万円から。まず国内の自動車部品メーカーに販売し、中国や東南アジアなどへも販売地域を広げる。同社は自動車向けでは後発だが、多様な溶接技術を持つ強みを生かして製品群の拡充を急ぎ、売上の拡大を期待しています。
2017/06/28 7:30