住友金属鉱山(5713)【リチウム二次電池再資源化 日本初の実用化に成功!】



住友金属鉱山  [5713] 東証1部 時価:1551,5円

住友金属鉱山(5713)は13日、リチウムイオン二次電池から銅とニッケルを回収し、再資源化する技術を日本で初めて実用化した、と発表しました。リチウム電池はニッケル電池に比べて金属含有量が少なく、銅やニッケルを取り出すこと自体は可能だったが、採算確保が難しかった。同社は既存の製錬工場を活用するなどして、コストを抑えるのに成功した。
開発した技術は、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)に搭載される車載用電池が対象。電池の製造過程で発生した不良品を回収した後、銅の製錬を行う東予工場(愛媛県西条市)の転炉に投入して高温で溶かし、電気分解によって銅を取り出す。残った沈殿物は同じ西条市内のニッケル工場に運び、別の製錬方法によって硫酸ニッケルを作る。不純物の濃度管理を工夫することで、薬液や電気の使用を極力減らした。約250トンの銅と約54トンのニッケルをリサイクルする能力があるという。
回収したニッケルは、磯浦工場(愛媛県新居浜市)でリチウム電池の主要部材である正極材に加工し、電池メーカーに納める。
これまでフィリピンで自社運営するニッケル鉱山から調達してきたが、これにより国内調達が可能になる。銅も電線などさまざまな材料に利用する。今後は使用済み電池の回収も進めるほか、車載用電池以外の回収可能性も探る考えだ。
これにより、日本で初めて廃リチウムイオン二次電池からの「電池to電池」の再資源化を実現したとしており、資源人韓の推進強化につながると期待されます。
2017/07/14 7:50