住友化学(4005)【海外グループ会社のヒアリ対策剤を国内導入へ!】


住友化学  [4005] 東証1部 時価:682円

強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」が東京・大井埠頭のコンテナから見つかって以来、各港湾で発見されたことから、平成29年7月20日、安倍総理は、総理大臣官邸で、「ヒアリ」対策関係閣僚会議を開催しました。
そのなかで、総理は「ヒアリについては、発見事例が相次いで報告され、国民的な不安が高まっています。政府としては、既に環境省、国土交通省が中心になって、全国68港湾での調査、徹底的な防除、周辺への拡散防止などに取り組んでおりますが、引き続き、ヒアリの侵入、定着の防止に全力を挙げてまいります。その他、あらゆる事態を想定しながら、先手先手で対応を進めていく必要があり、政府一丸となって取り組んでまいります。」
住友化学(4005)は、国内関係機関によるヒアリの侵入および定着阻止の各種取り組みに役立てるために、同社グループが海外で展開するヒアリ対策剤「Esteem(R)(エスティーム)」を日本に導入することにして、環境省など関係当局に無償提供すると発表しました。今夏に製品を輸入して提供を始めます。当初の輸入量は20キログラムで、その後、ニーズがあれば、業務用として専門業者への展開を検討するとしています。
「Esteem(R)」は、同社 100%子会社のベーラント U.S.A.社が EPA(米国環境保護庁)登録を取得している製品で、米国国内で販売されています。そのほか、ヒアリの問題が顕在化したオーストラリア、ニュージーランド、台湾のヒアリ根絶プロジェクト等、各国の行政当局でも使用されている実績を持ち、高い評価を得ています。 「Esteem(R)」は、主に餌剤と有効成分ピリプロキシフェンから構成された顆粒剤が、ヒアリによって巣に運ばれ摂食された後、有効成分の作用によって女王アリの産卵および幼虫の成虫化を抑制する効果があります。本剤が使用された国では、処理後 3〜4 週間で巣が衰退し、8 週間後にはヒアリが駆除され、防除に役立つことが確認されています。   その他「ヒアリ」関連銘柄のニックス(4243)、サニックス(4651)、アース製薬(4985)、日本農薬(4997)、フマキラー(4998)、アサンテ(6073)、ウエーブHD(7940)なども注目してみたい。
2017/07/24 8:45