アンジェス(4563)【オーストラリアで高血圧ワクチンの臨床試験届け提出!】



アンジェス  [4563] 東証M部 時価:831円

アンジェス(4563)は遺伝子医薬の研究開発を中核とした事業を展開し、販売網を確立した製薬企業との提携を通して、画期的な新薬の臨床開発、早期上市を目指している創薬ベンチャーであります。
同社は、長期間に渡って血圧を下げる働きの期待される高血圧DNAワクチンの治療薬開発を目指し、オーストラリアにおける第?/?相臨床試験の準備を進めてきました。臨床試験に関する同国の倫理委員会で、実質的な審査機関であるHREC(Human ResearchEthicsCommittee)の審査は既に終了しており、今回の届け出により臨床試験を実施するための行政上の手続きが完了して、近く王立アデレード病院のSepehr Shakib教授の協力のもとCMAX Clinical Research社の施設で第?/?相試験を開始すると発表しました。
高血圧DNA ワクチンについては、血圧上昇作用を持つ体内物質である「アンジオテンシン?」
に対する抗体(免疫作用により標的の物質に結合する分子)を体内で作り出し、その働きを抑え
ることで高血圧を治療することを目的に開発を進めています。
現在、高血圧の治療においては多くの経口医薬品が使用されていますが、これらの薬は毎日忘れずに服用する必要があるのに対し、注射剤であるDNA ワクチンは一度の投与で長期間にわたって効果が持続することが期待されていることから、特に服用の難しい高齢の方を中心に患者さんの利便性は大幅に向上します。
高血圧治療の医薬品市場は国内だけで、主力のARB(アンジオテンシン?受容体拮抗薬)を中心に約5,000 億円と巨大であり、この一部を代替することを目指す高血圧DNA ワクチンには非常に高い事業性が期待されています。また、発展途上国では、薬価の高いARB は有用性が高いにも関わらず医療経済上の問題から使用は限定されており、発展途上国でのニーズも極めて高いと考えられます。さらに、基礎研究においては、アンジオテンシン?を標的としたDNA ワクチンが心筋梗塞による心機能障害や虚血性脳疾患の治療にも有効であることが示唆されていることから、引き続きこの画期的な高血圧DNAワクチンの開発に取り組むとしています。
2017/07/28 8:00