トリドール(3397)【「うどん」の次の戦略商品はハワイ流チキンの「フリフリチキン」!】

トリドール  [3397] 東証1部 時価:3120円

全国に約877店舗(17年3月末)の「丸亀製麺」を展開しているトリドール(3397)がなぜ今、フリフリチキンを展開しようとしているのか。
同社は2015年に「2025年度に世界6000店舗・売上高5000億円を達成し、外食産業世界ランキングで世界のトップ10入りを目指す」というグローバル戦略を発表し、2015年以降は海外出店が国内出店を上回っている。海外展開を担うプロジェクトチームでは、うどん以外に柱となる業態として、世界中で人種や宗教を超えて普遍的に好まれている食材である鶏肉に注目し、世界展開できる鶏料理を模索していた。
同社は2011年に、丸亀製麺の海外1号店となる「丸亀製麺ワイキキ店」をオープンしているが、栗田社長はそのためにハワイに視察に訪れた際、レイズ・キアベのフリフリチキンに出会い、その味に感動しました。「ぜひ日本のも紹介したいと思い、創業者のレイ・タントグ氏にオファーをしたが、素朴で堅実な人柄で家族経営に満足しており、オリジナルのチキンの味を守りたいという意思が強かったレイ氏は、事業を広げることは全く考えてなかった」。
栗田社長は一時、交渉をあきらめて、プロジェクトチームが様々な国の鶏料理を検討したが、「やはりレイズ・キベアに勝る味は無い」と再認識し、約6年間にわたって交渉を繰り返し、買収ではなくフランチャイズという形にし、味を変えないという条件で日本への出店が実現しました。
トリドールが日本での今後の展開の足掛かりにするのが、全国で7店舗あるハワイアンカフェ「コナズ珈琲」。「大きな駐車場を備えている郊外店舗にレイズチキンを併設していく」(栗田社長)。ハワイのレイズ本店と同様に移動式グリルを使えば、既存店への併設も可能だとして、「今、フリルチキンに用いる大きな鶏を日本中を駆け回って、良質で大きな鶏を集めている」といいます。
現在、由比ガ浜のショップは8月までの営業だが、2018年早々に神奈川県綾瀬市、2018年3月には埼玉県加須市でのオープンに向けて準備を進めており、その後も3店舗を検討中ということだ。
2017/08/02 7:50